るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、日本での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

2008/08/10

会社の中の女性

私が今いる部署の男性は女性社員を「たなかさん」とか「すずきさん」とか、苗字をさん付けで呼ぶけれど、隣の部署の男性は、女性社員のことを呼び捨てで呼ぶ。「みか」とか「あい」とか「みく」とか・・・。
なぜか、それを聞く度に私は嫌な気分にさせられる。
「女をなんだと思っているんだ!」とふと感じてしまう。

男性はみんな定年間近の正社員。女性は若い派遣社員。とてもいびつな人員構成である会社組織。
若い男性を雇うほどお金がないんだろう。そして先のなさそうな会社に来たいと思う男性もいないんだろう。

会社でよくある風景。
大卒の派遣社員の「みかちゃん」が仕事をミスると・・・。おじいちゃま社員さんは、「あれ〜。みかちゃ〜ん、間違えちゃったの?しょうがないなあ。じゃあ、俺がやっておくからいいよ・・・。じゃあ。これやっておいてくれるお願いね〜」という様子。まるで漫画の世界。

そして、おじいちゃま社員さんは、隣の部署の高卒のベテラン女性社員に、「みかちゃんは忘れっぽいから、これお願いしますね。」と、仕事が流れていく。

2008/08/10

恐ろしい こ・と・ば

「私の知るところではありません。」「私には関係ありません。」「私の担当の範囲ではありません。」
こんな言葉を耳にする度に、違和感を感じる。

何かあるたびに、「それ、私には関係ないから〜」という人がいる。
その人は気がつく人なのに、気がついたことに対して何もしない。
人が困ろうと、どうなろうと関係ないらしい。自分のことだけやる。自分の範囲内のことだけ、きちんとやる。それ以上は、気がついても無視。気がついても気がついていないかのように振舞う。
その人はいかにも、それが自己主張しているかっこいい女性の言葉であるかのようにして言う。

私はそんな対応に対していつも違和感を感じていた。

そして最近、そんな対応はその人だけでなく、多くの人たちの反応であることに気づいた。

組織の中で、それは私には関係ない、そのことについて私は知らない、それは私の範囲ではない、という人たち。私はそんな受け答えはかっこの良い言葉には聞こえない、それは自己主張の言葉ではないと思う。それは、逃げ、自己防衛の言葉。

国や組織や団体が、間違った道に走っている時、やるべきことでないことをやっている時、そこに居合わせている一人ひとりが、そんな受け答えをすることほど恐ろしいことはないと思う。

話は飛躍するけれど・・・国が戦争への道へ歩んでいる時、その国の人々が「それは私には関係ない」「それについて私は知らない」「そんなの私の範囲ではない」と反応していたら・・・・と想像してみると・・・。 戦争へ突き進むことってそんなに難しいことでも、不思議なことでもないんだということがよくわかる。

少なくとも、身の回りに起きていることに対して、どんな小さなことに対しても、「私には関係ないから・・・」という姿勢を見直したいと強く感じる今日この頃。

2008/08/09

日本で女性誌が売れるわけ

日本に戻って来るたびに、書店に女性ファッション誌が山になっているのを見て不思議に思っていた。しかも、日本にはいろいろな種類の女性ファッション誌がある。

日本の“普通”の会社に勤めてから、その理由が私なりにわかってきたような気がする。
もちろん私自身を納得させた理由が正しいかどうかはわからない。

会社にいると女性がおしゃれをしているのがよくわかる。
そして綺麗な女性はもてはやされる。
秘書室に配属されるのは綺麗で若い卒業したばかりの女性だけ。
結婚すると他の部署に移されるという。
確かに秘書室に行くとおしゃれな“美人系”の女性たちが座っている。その秘書達は社長以下役員達の秘書。

仕事が出来る女性でも、管理職についている女性は一人もいなかったという。確か今年一人女性で始めて課長かなんかになった人がいるとか、いないとか。一度も会ったことはない・・・。
だから仕事が出来る出来ないで女性が評価されていないのがよくわかる。
主な評価項目は容姿。綺麗か綺麗じゃないか、そして側においておいて使いやすいか、使いにくいか・・・そんなことだけが評価される。
そんな世界にいたら、キャリア云々なんてばかばかしくなる。ファッション誌をぱらぱら見て、ああして、こうしておしゃれしていたほうが評価され、具体的なフィードバックを受けられるのだから・・・。

あ〜ばかばかしい。何のために女の子達は、塾に行き、受験戦争の中で四苦八苦して、学校に行って、勉強をしてきたんだろう・・・会社に入って、おしゃれをして、楽して会社に居残るため?

2008/07/17

「政治色が強い」

今日、上司に今週末は東京平和映画に行くと言ったら、数時間後「東京平和映画祭は主催者や内容を見ると政治色が強いので気をつけてください」とメールが届いた。

「政治色が強い」ことの何がいけないのか。何を気をつけるのか私にはわからない。別に、内容を知らないで行くわけでもなし、洗脳されるために行くわけでもなく。いやいや行くわけでもない。自分の今の感覚にしっくり来るし、また、すべてを鵜呑みにするわけでもない。それは世の中すべてのことに関して同じことが言える。

政治色が強くても、宗教色が強くても、自分を失わず、いろいろなことにふれるのはいいことだと思う。いろいろな価値観、思想、考え方、生き方、見方、あり方、感じ方、表現の仕方、存在の仕方、信条など、いろんなことにふれ、視野を広げることはいいことだと思う。そして、その上で、自分の価値観や生き方を築いていけばいいのだと思う。

「政治色が強い」のは充分承知。この世に政治の息がかかっていないものがあるのだろうか。私はないと思う。この世のすべてに政治は関係している。一人ひとりが目を見開いて、直視しなければ、政治力のある者たちに、すべてを吸い上げられて、「政治色を避けている」人々が消し去られてしまう。

この世の金と力を持つ者たちは「政治なんて」と言いながら、自分達が一番政治を利用していることを知っている。

今のテレビやその他のメディアのほうが、偏ったプロパガンダ的な要素は多分に含んでいると思う。

2008/07/12

日雇い派遣規制強化・・・無意味

日雇い派遣を規制しても、何も労働者にとって良いことはない。

例えば、通訳として日雇い派遣で派遣されて来る人がいる。
その人を半日雇うと、派遣会社に約5万円を支払う。ということは一日10万円。通訳さんの手元に実際いくら入っているかわからないけれど、これも日雇い派遣。

工場で一日働く派遣社員の日給は時給が約850円なので、残業をしたとしても、
一日1万円になるか、ならないか。

専門職についている人たちについては、必要な時に高いお金を支払って仕事をしに来てもらう。
でも、単純労働をこなしている人たちを派遣で雇うのはどうかと思う。日雇いが問題なのではなく、
安いお金で労働者を使い、いらなくなったら使い捨てにしていることが問題なんだと思う。しかも、キャリア構築の展望もなく、報酬があがることもない。日雇いでなければいいのか。3ヶ月間ならいいのか、1年間ならいいのか。不安定な身分をずるずる引き延ばしているほうが、精神的に不安になると思う。 一日とわかっている時の不安のほうがまだ、精神的なダメージは少ないと思う。





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るるど

Author:るるど
お面には作者の心が表れると言われているそうです。「このお面、多国籍だね」と言われ、「そういえば、一つの文化に属しきれない自分がいるなぁ」と改めて気づかされました。(見かけは、似ていません)

好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

email: mariaatlourdes@hotmail.com

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