るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、日本での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

2008/06/25

”資源”

先日、欧州の人たちと資源の話をしていた。
以前、ノルウェーは二流国だったけれど、今は原油などの資源が豊かだから一流国だといっていた。そうするとフランス人は、フランスはそんなに原油はないけれど「ぶどうのワインがあるよ!」と自慢げに言った。そこに居合わせた日本人は「日本ってなにがある?」と顔を見合わせて、言葉が出なかった。日本には「こんなに潤沢にある資源があるぞ!」と自慢できる資源が何もない。

2008/06/21

食べ物が日本に輸入されなくなる日

パンは近所の家族経営のパン屋さんで買う。
もうこのパン屋さんは60年以上パン屋さんをやっている。

パン屋さんのおじさんは、「油も2倍、バターも小麦も値段が上がっていて、大変・・・段階的にどんどんあがっていっている。どこまで上がっていくんだろう・・・」と心配そうに、いつも言っている。
ただ、値段の高いうちはまだいいという。いつかそのうち日本に小麦粉が輸入されない日が来たら、その時はパン屋を閉じなければならないと言っていた。その言葉が印象的だった。

小麦粉だけじゃない、魚だっていつまで海外から日本に入ってくるかわからない。

お金があっても、日本で食料が手に入らない日が来るのだろうか。来るような気がしてならない。

2008/06/12

過酷な労働環境‐見てはいけないものを見てしまった

先日、ある工場へ見学へ行った。
工場へ入ると、みんなマスクをしていた。作業着は真っ黒。

ひどい臭いもした。粉や砂も飛んでいた。

工場で働いている人たちの60%以上が、派遣社員だという。

しかも多くの外国籍の労働者だと言う。黒人の人たちが一番過酷な仕事をやっていたと思う。
今は、中国から来た人は一人で、多くは中南米とアフリカから来た労働者で奥さんは日本人だと言っていた。外国人が多いと聞いた私がびっくりしていたら、現場の人は「日本人はこんな仕事やりたがらない。やるのは外国人くらい」と言っていた。

中南米の人たちやアフリカの人たちは日本でそれほど差別されているのかと私はショックを受けた。それだけ日本では“普通”の仕事が見つけられないのだろう。こんな風に外国人労働者を扱っている日本社会はいつか、しっぺ返しを受けると思う。日本人が外国へ行って「こんな仕事は日本人くらいしかやる人たちがいないよ」と言われて過酷な労働をこなさなければならない状況に置かれたらどう感じるだろう。

あと気になったのは、障害者もいた。なんで障害者をそんな過酷な労働現場で働かせるのか。これまたひどい。

一時間の工場見学後、うがいをしたら、口から黒いすすのようなものが出てきた。頭も痛かった。

今日は喉が痛い。

あんな工場があるとは知らなかった。
私が、もっと労働環境をよくして、労働者ももっと気持ちよく働ける現場をつくったらいいのにといったら、「お金がかかるからね・・・」と言われた。近隣の人たちからも、風向きによって、悪臭や粉・砂の苦情があるという。そうすると総務の人たちが、お金をつつみ、菓子を持って謝りに行くという。でも何も現実はかわらない。反省もない。ただ、その場しのぎに、いかにも申し訳ない様子を見せ、頭をさげるだけ。変なの。

会社の人が「工場の内部にはもっとひどくて見せられない部分もあるんだよ」と言っていた。その部分の作業については、同じ工場内の作業でも、外部の会社に丸ごと委託しているという。大企業の社員には出来ない仕事、大企業の社員は誰もやらないほどひどい過酷な仕事らしい。委託された会社はどのようにしてその「誰もやらない仕事」をこなしているんだろう。不思議が増えた。

2008/06/04

十年以上派遣社員・・・

派遣会社の社員と話す機会があった。

現在、派遣社員として勤めている大企業には、十年以上同じ部署で同じ仕事をしている派遣社員さんたちがいるという。

私が驚いて、「3年たったら、企業は派遣社員にたいして正社員になるか打診する義務があるんじゃないんですか?・・・」と言った。そしたら、企業にはそんな義務はないという。3年たって、その人の代わりに正社員を公募するときには、まずその派遣社員に声をかけ、打診する義務はあるとのこと。でも、もしその人が辞めた後、派遣社員を雇う場合には、正社員になるかどうかの打診する義務はないという。

今いる会社には、正社員よりよっぽど効率的に、てきぱきと仕事をこなしている派遣社員たちがたくさんいる。そしてほとんどの派遣社員は女性。正社員の募集をしているけれど、人が来ない。派遣社員を募集すると即戦力となる女性がすぐ来る。なんか変。

そういえば、チョット前に、中途採用の面接に来ていた人が数人いたけれど、みんな落とされていた。「何で採用しないんですか」と聞いたら、社員になる人は、一生会社が面倒見るんだから、慎重に選ばないとと言っていた。その代わり、派遣社員採用になると、使える人は今日からでも使う。役に立たなければ、次の更新をしないだけで、さようなら。

2008/06/03

腐った「人事」が組織を滅ぼす・・・

今、仕事をしている会社では・・・何年か前、パートやアルバイトの人たちを全て派遣社員に切り替えたという。派遣社員にすることで、会社の人事事務が軽減され、費用負担が少なくなり、会社のコスト削減になったと言う。今、この会社にはアルバイトやパートはいない。会社で働いている人たちは、正社員、派遣社員または、作業を委託されている会社の社員として働いている人たち。

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今、私がいる部署には昨年11月頃に、心臓の手術で入院し、そのまままだ入院している人がいる。最初は自分の有給を使い。それを使い切った後は、部署の人たちの有給を使っている。今いる部署は正社員が3人しかいない。その入院している人は、すでに三人分の有給を使い切ってしまったという。三人の正社員は一日も有給がない。皮肉なことに、その部署は有給消化第一位ということになり会社で表彰された。へんなの・・・。有給って個人のものだと思ったら・・・。部署単位で管理されている。変だ。とても変。

3人の社員たちは人事部に苦情を言っていたようだが、人事部は痛くも痒くもない。まったく反応なし。

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純粋の外資系の会社から出向してきている若い女性のコメント。
外資系の会社で働く人たちは、一般的に有給を使いきろうなんて考える前に、次の職場探しして、もっといいところへ移っていくよと言う。

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やめようと思いつつ、日々新しい学びもあるので、派遣社員としてまだ飽きずに仕事を続けている私。部署の人たちは、私の顔を見ると、派遣社員の正規化について人事部に御願いをしているからやめないでくれと、念仏のように言っている。今の部署の社員と人事部は意見の食い違いが多く、いつも言い合いをしているようだけれど。私は聞き流し続けている。あと10人以上いないと必要な作業はこなせない部署なのに、人が来ない。そうかと思えば、100人以上いる部署もいて、一日ボーっとしていたりする人がいたり、たいして仕事をしない人たちがたくさんいる部署もある。本当に変だ。仕事ができない人でも、正社員の人はリストラしないで、売店の店員にしたり、守衛さんにしたりすると言う。それでも、たいそうな給与はもらっているらしい。若くて仕事ができる人たちよりも、たくさん給与をもらっているらしい売店の店員さん。変なの。できる若い人たちがどんどん転職していってしまうのが良く理解できる今日この頃。

私が正社員になる前に、この会社は倒産してしまうのではないかと思う。縮小しても、倒産しても
しょうがないと思う。社会から求められていない仕事をしている会社は倒産してもしょうがない。その代わり、新しい仕事がうみだされ、社会から求められている仕事が増えるべきなんだろうと思う。

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プロフィール

るるど

Author:るるど
お面には作者の心が表れると言われているそうです。「このお面、多国籍だね」と言われ、「そういえば、一つの文化に属しきれない自分がいるなぁ」と改めて気づかされました。(見かけは、似ていません)

好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

email: mariaatlourdes@hotmail.com

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