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るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問など、感じ、考えたことの覚書ブログ

2008/09/13

仕事

今、毎日行っているところは、Dysfunctionalな職場である。

上司は私を「るるどさんは僕のアシスタントだ」という。“立派な”名刺にも○○○アシスタントと書いてある。けれど、同じ部署の同僚やもう一人の上司は、私を○○○アシスタントだとは思っておらず、別の仕事を頼んでくる。

ちょっと前に、一人の上司は「私が退職する前にるるどさんを課長にさせなくっちゃ」と言った。「いいえ、結構です。そんな責任は欲しくありません」と私はとっさに言った。言ったことが、良かったか悪かったかはわからないけれど、課長になったって責任だけが増えるだけ、私はのびのびと仕事をしていたい。肩書きよりも、自由が欲しい。しかも、この会社では、創業何十年以来、女性課長は2人だけだという。課長以上の女性は今まで一人もいない。なんて恐ろしい会社なんだろう。

先日、ある同僚は私を個室に呼び出し、「るるどさん、このまま仕事をしていても、どっちつかずになってしまうから、俺のやっていること教えたい・・・」等と言ってくる。その気持ちは嬉しいが、仕事としては技術者がこなしている原価計算。・・・下請け会社を叩くための原価計算、どれだけ安く製品が出来るか計算するんだ。下請け会社を叩くための材料作りの原価計算なんてあんまり気が進まない。

何をしていても、没頭していると面白い。でも、仕事の合間に考えると、むなしい仕事だと思う。

業界自体が嫌なんだと思う。
今の会社では、たくさんの人が働いている。いまどき、大して売れないものをつくっている。だけれど、数多くの役員は少なくとも年間3千万円の給与をもらっている。そして、社員も60歳になると(早期退職制度もあるからもっと早くもらう人たちも多いみたいだけれど・・・)、たいそうな額の退職金をもらって退職していく。どこからそんなお金が湧き出るんだろうと不思議になる。たいした仕事もしているように見えない。“もの”だって売れているように見えない。銀行から借りているだけなんだろうか。詐欺だよなと思う。工場の人たちは汗水流して仕事をしているのに、事務仕事をしている人たちはもっとたくさんのお金をもらって、非能率的に仕事をこなしている。不思議な職場。“常識的”に見ると倒産してもおかしくない。

世の中のお金の流れはとても変。

今の職場にいて、これは自分の研究のためのフィールドワークだと思えば何とか耐えられるけれど、これが私の天職だ、一生の仕事だと意気込んだ日には、病気になってしまいそう。
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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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