るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2008/04/20

海外出張 私編

海外出張へ行って来た。

今回の出張は、10名近くの50代のおじ様方と一緒の海外出張だった。
女性は私一人。疲れた。全員がタバコをすう。吸わないのは私だけ。
タバコ休憩のときは、私はポツリ一人でたばこ部屋の外で待ちぼうけ。
タバコ部屋でどんな密会が開かれているのか、知るすべもない。

英語ができないおじ様たちとの海外出張中、私は添乗員のようだった。
現地での通訳、翻訳から、道案内から・・・荷物預かり所探しまで・・・便利屋のようだった。

現地では、緊急の仕事が入り、徹夜で仕事・・・。
日本の社長から、本社の社長に宛てた手紙の内容が意味不明なので、わかるように作文しなおしてほしいと本社の役員に言われた。締め切りは次の日の朝。その手紙、読んでみると確かに悲惨な英語だった。日本人の上司に原文の日本語を解読してもらいながら、新しい英訳文を作った。日本語も業界の専門用語の羅列で分かりにくかった。それに加えて、文章の中に埋め込まれている思考回路は、とても日本的で、あいまいで、そのまま英語に訳しても真意が伝わらない。会社を代表して社長が送った意味不明な手紙を、派遣社員が徹夜で英語で作文し直して渡すというおかしな仕事をしてきた。私の“上司”は、「ぼくの責任で、提出しますから。御願いします。やってもらえますか」と私に頭を下げた。頭なんか下げないでほしい。その代わりに派遣の時給を上げてくださいと・・・言いたかった。けれど、やめた。私もつくづくお人よしだと思う。

日本人の社員は、英語でコミュニケーションができないので、私は「日本人は英語で聞いたり話したりは苦手かもしれないけど、書いたり読んだりは得意なのよ」といいつつ日本人社員の英語力の無さをフォローしていた。

そしたら、社長の英文手紙事件。日本からの英語の手紙のレベルの低さに、本社の役員が顔を見合わせていた。私は顔から火が出るかと思うほど恥ずかしかった。本社の役員に向かって、隣の上司たちは申し訳ないと頭を下げているし・・・私は、隣にいる上司に「なぜ頭を下げるんですが、あなたの責任ではないのだからその必要はないと思います」と言ってしまった。

私が英作文した手紙は、現地の役員から「very good」と了解を得て、本社の社長の元へ送られた。私はその内容に対しても責任がない、その手紙の持つ意味も知らない、その手紙がこれからどのように使われていくのかも知らない。私にとっては、ただの英作文。
***************************
本社の人から聞かれた、「まだ、派遣社員なの?」と。
「通訳の女性を正社員にするわけないでしょ」と言ったら。
「変な会社だね。役に立たない正社員ばかりでこれからどうするんだろうね・・・」とあきれていた。

本社の人は知っている。派遣社員の給与が正社員の二分の一~三分の一だと言うことを。
本社の人は知っている。日本の企業に将来が無いことを・・・。

世界経済は知っている。今の日本社会は反面教師としてしか使い物にならないということを・・・。
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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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