るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2008/03/20

自分らしく・・・

先日、新聞を見ていたら高齢者介護についての記事があった。
大きな記事の見出しには、「・・・自分らしく・・・」云々と書いてあった。

そのときふと思った。
「高齢者が自分らしく生き続けられるような介護を・・・?」と。

健康で成長盛りの子供の頃だって、自分らしくいられない。学校では先生の言うことをきかないといけない。校則にも縛られる。テストでいい点を取ることを要求され、いい学校に進学し、安定した生活ができるような会社に入ることを親から期待される。空気を読めと友達やクラスメートとの暗黙の了解の中で一日を過ごす。そんな環境で、自分らしくいられるだろうか。

大人になったら、会社に入り、理不尽な上司の言葉に振り回される。社会や家族からは、「もう大人なんだから、甘えるな。」「仕事が嫌でも、もう少し続けてみろ」「大人なんだから、大人らしく振舞え」と言われる。そんな環境の中で、自分らしく生きられるだろうか。

そんな風に長年生きてきている人たちが、年老いてから・・・。「自分らしく生きる」なんてできるわけないよなあと思ってしまう。まず、「自分って?」ってことに戸惑うだろう。そして、年老いて、いろいろな面で不自由が生じてきているときに、周りの人たちが「この人が自分らしく生きられるように」とそれほどに思いを込めて、生活を支援してくれるだろうか、気を使ってくれるだろうか。

「自分らしく生きる」ことに価値を置いていない社会で、なぜ高齢者介護だけが「自分らしく生きる」ことを支えられるのだろう。

うそばっかり。大人のきれいなうそは嫌だ、嫌だ。

きれいな言葉で自己矛盾を覆い、声高々に、いいことばかり言う人たちに嫌気がさしてくる今日この頃。本当に不思議な人たち。まるで裸の大様。
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≪ フィリピンホーム職場での教えあい ≫

Comment

「個性」という言葉。
認めるようで、なかなか認められない伝統があります。
いまでも、型にはめるのが教育だと、思われていますね。

うみぼうずさん

コメントどうもありがとう。

「個性」っていったいなんだろうと考えることがあります。
私の中では、答えはありません。

日本では、「型にはめるのが教育だと」思われているのですか?
私のような“異端児”だった生徒が、日本の教育のなかで居心地の悪かった理由がよくわかるような気がします。

教育ってなんでしょう・・・。私は一人ひとりの可能性を伸ばすこと、いろんな視点から物事を捉えることが出来るようになることを支えること、想像力・創造力を伸ばすこと、人と人との間にあるものを大切にすることを教えること、価値観や世界観、人生観等を育むこと、異なるものを受け入れる寛容と共生していくことを学ぶこと・・・などと思うのですが。教育ってなんなのでしょう。

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