るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2008/02/06

無責任を奨励するシステム

今、仕事へ行っている会社では、誰も責任をとろうとしない。
100%外資が投入されている会社になり、多国籍企業になったこの会社、共通語は英語。仕事の流れについては、買収先の流れにあわせるしか生き残りの方法はないらしい。

海外にある本部や支部から多くの社員が、日本に来て会議をしている。
海外から来る人たちは「日本ではいつから○○の生産が可能なのか?」「この投資額は承認されているのか?」「予算はいくらか?」「実績は?」等具体的な数字をその場で求め、イエス・ノーもその場で求める。だけれども、日本の会社の社員は誰も何も言わず、互いの顔を見合わせるだけ。誰も意見を言わない、誰も決定しようとしない、誰もいいとも悪いとも言わない、「それを聞いたのは初めてです」とか「日本はそのようにやってこなかったので・・・」「それは、日本ではできません・・・」と言葉を濁す。でも、そんな対応は初めの会議では通用しても、これからも通用する回答ではない。大人が幼稚園生のような対応をしている。私には信じがたい光景。

誰もOKもNOも出さない。分かっているのか、分からないのかも、はっきりしない。そして、海外の人たちはいらだち、多国籍企業の活動が停止しないように、日本に方針を提案する。なあなあな日本の人たちは、自分たちから提案しないので、大きな流れに流されながら、その提案をOKする。その提案に沿った企業活動がうまくいかないと、日本の人たちは提案した海外の人たちを避難する。「それは俺たちが考えた案じゃない、そんなのうまくいかないと思っていた。だけど、やれと言うからしたがってやったんだ」と。そして、うまくいかない結果を海外の提案者に押し付ける。結局自分たちはなにも決めないで、外の人たちに提案してもらい、結果に対しても責任を持たない。なんて無責任なひとたちばかり・・・。あきれてしまう。

日本のシステムの中では、提案することにたいしての見返りがない。決定することに対しての見返りがない。決断し、行動し、責任を取ることに対して、あまり価値が置かれていない。突出することなく、みんなと同じように言われたままにしていることに対しては、安定した生活が保障されるようなシステム。これじゃ、硬直したシステムになり、組織や社会はますます悪いサイクルに陥ってしまう・・・。
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