るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2008/01/20

労働組合 今と昔・・・と

今、行っている100%の社員が労働組合に入り、組合員だという。そして、今50代半ばの上司の上司が若かった頃は、組合活動という名のもとに、運動会の準備や練習、お祭りの準備、旅行の計画等をすることが忙しく、直接の仕事はなにもしなくていいといわれていたと言っていた。「なんで今の若い人たちはあんなにまじめに働くんだろう。俺は自由にやりたい放題やっていたけどな・・・」など時代錯誤もいい加減にしてくれと言い返したくなるようなことを言っている。

その上司の年収は数千万円。工場では、時給800円の人たちが働いている。そして、調達部の人たちは下請け会社を競争させて、これでもかこれでもかと値段を叩く。取引先の中小零細企業が倒産しても、淘汰されていくのはしょうがないと大企業の社員は痛くも痒くもない・・・他人事。会社にしがみつき、毎月確実に入ってくる給与を確保することばかり考えている様子。あとは退職金をもらって退職できる日を待っているだけのように見受けられる。「俺がいる間つぶれなきゃいいよ」と毎日、誰かが言っている。

その上司に「労働組合員って組合の理念を知らずに組合活動しているんですか?」と思わず聞いてしまった。そしたら「ちゃんと勉強会もやってるよ」とさらっと言う。それじゃ何故「自分たちは何千万円もらっていて、安い時給でたくさんの派遣社員を雇えるんだろう?!パート、正社員、アルバイト、派遣社員、契約社員等と人たちを企業の都合で区分けしたりしていて・・・自分の考えや価値感に矛盾を感じないんだろうか!?」と、とても不思議な気持になった。結局、労働組合というのは企業組合で、労働組合というのは名前だけ。労働者のための組合なんてうそ。企業のための組合、そして組合に入っている人たちが自分たちの利権を守るための組合。そんなの労働組合じゃないよ・・・。もちろん、派遣社員は企業の労働組合には入れない。企業の労働組合から見たら、派遣社員は労働者じゃないんだろうね。とても変な話。

日本は会社や組織からはずれたら、まともな社会保障を受けられない。今までは企業が社員やその家族のために、社会保障を充実させてきたから、行政の社会保障制度が不十分で、未発達でも問題があまりよくみえてこなかった。でも、今は企業も社会保障を充実し続けていく潤沢な余力はない。そして家族も個族になっている・・・・。

行政が人間が生きる権利としてのセーフティーネット・社会保障制度に力を入れてこなかった日本で、生きる権利としての社会保障を提供してきた組織(企業・家族)がますます脆弱化していったらひとりひとりの生活はどうなってしまうんだろう。子供たち、病気になった時、障害を持ったとき、収入がなくなった時、高齢者になった時、障害を持った時、・・・私たちは社会のお荷物と考えられるの?

私はそんな考え方は嫌だ。一人一人年齢も、経験も、状況も、置かれた環境も、好きなことも、嫌いなことも、得意なことも、苦手なことも、生活習慣も、直面している困難さも、歩んできた道も、感じ方も、違うからこそ、私たちの生活や人生が豊かなんだと私は思う。多様な在りかたが喜ばれる環境、そんな豊かさに恵まれた社会の中で生きたい。
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