るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2007/12/31

謝謝

仕事の最終日の4時半ごろ派遣会社から職場に私宛に電話がかかってきた。
派遣会社の女性は、ある中国人の男性が私のお財布を拾ったと言って、保険証を見て電話をかけてきたと言う。

私は「お財布なくしていませんが・・・去年の今頃、すりにあってお財布を盗まれたけど・・・それが出てきたのかな」なんてとぼけたことを言っていた。

派遣会社の女性は「同姓同名の人かもしれませんね。今時ですから、詐欺師かもしれませんし・・・」

電話口の女性は、その中国人の男性にもう一度連絡を取って詳しく聞くと言って電話を切った。

その間私はかばんの置いてある更衣室へ行った。
ロッカーを開け、かばんのチャックを開いた。するとお財布がない。どこを見てもない。「え~信じられない!」と狐につままれたような気分になった。

それまで自分のお財布がなかったことに気づかなかった自分ののんきさにあきれてしまった。
早速、派遣会社に電話して、中国人の男性の電話番号を教えてもらった。

そして、その男性とはすぐに連絡が取れ、仕事が終わってから会う約束をした。片言の日本語を一生懸命話してくれた。警察には届けると書類などを書くのに長い時間がかかるから届け出なかったといっていた。もしかすると警察とかかわりたくない理由があるのかなとふと思ったけど、でも、そんなの別に問題じゃない。人それぞれ、いろんな理由があるのだから。
私はただ彼の誠実さに感激していた。

その中国人の男性は新聞配達をしていたその日の朝、駅前の交差点に落ちていた私のお財布を拾ったと言っていた。お財布の中にはすべてあった。お金も、運転免許も、カードも、保険証もすべて・・・。お金は5百円くらいの小銭しか入れてなかったけど、それがそっくりそのままちゃんとあった。

拾ってくれた感謝の気持ちに、お礼を渡そうと思ったら、その男性はいいです、いいですよ、と言ってさっと去って行ってしまった。

なんか、まだ狐につままれた気分。いつ落としたか、覚えがないし、お財布がなかったことさえ気がついていなかった私。会社でも周りの社員があきれた顔をして私の電話のやり取りを一部始終聞いていた。ある社員の人が、「これからその男性に会いに行くんじゃお金必要でしょう」とお札を私に差し出した。お財布を持っていなかった一文無しの私に貸してくれた。

「本当にのんきね~」と家に帰ってもあきれられた。

落し物をちゃんと持ち主に届けてくれるすばらしい人が、今の世の中にもいるんですね。謝謝。まだ、感激してます。
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≪ 新年明けましておめでとうございます!ホーム派遣とバイトと・・・ ≫

Comment

ほんとに、よかったですね。
悪い人じゃなくて、ほんとによかったです。
でも、わたしは、ちょっと、どきりとしました。
この次は、1人では会いに行かないでくださいね。

はじめまして!

とてもいいお話を聞かせていただきました。
 私も二度、財布を拾ったことがあります。
一度目は中身を見ないでそのまま交番へ・・・。
おまわりさんが「では確認させていただきます・・・やっぱりお金はありません」
慌てて「私は抜き取っていませんよ!」と言いましたら、
ニッコリと笑って「抜き取って届ける人はいませんから・・・」
なるほど!と思いました。本人と連絡が取れましたが、お礼は要りませんと私は言いました。
 二度目は道端で・・・ケーサツに届けるのも何だし、中身を見たら電話番号がありましたから、直接連絡して取りに来てもらいました。お金もそのままで、とても喜んでくれました。
お礼は要りませんと言ったのに、入浴剤セットをくださいました。

ルルドさんの場合は中国の方だったんですね!
 何かと中国を悪く云う風潮がありますが、私は大嫌いです。
日本人の中にも悪いヤツはた~くさんいるのに・・・。

年の初めに良いお話をありがとうございました。
starさんの紹介で伺いました。
感謝申し上げます。

うみぼうずさん

心配してくれて有難う。記事には書き忘れたのですが、実は、弟が一緒にきてくれました。職場を出る頃にちょうど弟から電話をもらったので、これから隣の駅まで行くと言ったら、一緒にきてくれました。ご心配掛けてすみませんでした。時々、無謀な事をするたちなので、心配をしてくれる人がひつようなのです・・・。

きのこさん

はじめまして。訪問どうもありがとうございます。
今度、落し物をするときはぜひきのこさんのような方に拾ってもらいたいものです!そうですね。中国人の若い男性の方だったのです。その方が拾ってくれていなかったら、きっと私の手元にはお財布は戻ってこなかったのかも・・・とふと思いました。彼にも是非日本でよい経験や体験をしてほしい・・・。本当に心から感謝です。

また是非きてくださいね。

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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