るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2007/12/16

臨床の場:営利企業

今行っている職場には病んでいる人たちが少なからずいる。

一人は同じ部署の50代後半の男性。なぜかこの男性のことは、初日からとても気になっていた。自己紹介のとき、彼の自己紹介を聞いていたとき、とても悲しく感じ、将来に対して悲観的だというのがなんとなく伝わってきた。うつ病の傾向がみられるのかなと気になっていた。二週間前、彼は心臓の手術のために入院してしまった。術後の経過が悪く、いまだにこん睡状態で、面会謝絶だという。みんながとても心配している。

もう一人は、同じ部署の50代前半の男性。この人は私に支持命令する”上司。”
初めて会ったとき、髪もつめも伸びていた。髪の毛は何ヶ月も切っていない様子だった。爪は一センチくらい伸びていた。爪切りを持っていって、「どうぞ」と言って渡そうかと思ったくらい爪が伸びていた。そんな様子を、精神科の関係者と話していたら、「自分を敵から守ろうと防衛的な時、人は髪の毛を伸ばしたり、爪をのばしたりすることもある」とのこと。外資に買収されて、外国人に支持命令されているこの”上司”が、自己防衛したくなる心理はとてもよく理解できる。ある日、気がついたら、床屋に行ったようで、髪の毛は多少短くなっていた。爪も少し切ってあった(でも、まだ長かったけれど。)

それから、最近は会議になると、決まって握りこぶしにした手を口の前に当てて話す。英語を話す時、日本語を話す時、同じように手を口の前に持っていき、そして話しはじめる。そうすると声がとおらず、何を言っているかよく聞こえない。彼の新しい癖に気づいた時は、「あれっ?」と思い、とても不思議だった。今は、もしかすると彼は自分の言っていることに対して自信を失っているからなのかもと・・・も感じる。責任ばかり負わされて、多大な仕事を課せられているその人は・・・精神的にも滅入っているのかも・・・。

それに加えて・・・・。
意見を言われたり、質問されたりすると、その“上司”は毎回「ちがう!」「そうじゃない!」「それはわかってる!」と強く断言し、それから話し始める。そんな風に彼が応答する相手は、同僚の男性、または男性の部下だけ。女性に対しては優しい言葉で対応する。ところが・・・私に対しては、まるで私が男性社員であるかのような対応する。「それは、ちがう!」とか「そうじゃない!」とか「それはわかっているけど」と一言言ってからでないと話が始まらない。癖であるかのように、毎回同じパターン。とっても疲れる。自分では意識していないんだろうと思う。こんな対応をしていると、とても損。対応された相手は、そんな風に言われたら、「えっ?!」「あれっ?!」と感じる。そんな対応をしていたら、建設的なコミュニケーションが成り立たない。私はそんな風に受け答えされると、「むっ」と感じる。頭では「あ~また言った!これは本当に癖なんだなあ」と冷静に苦笑いできるんだけれど。優しくしてあげれば、対応に変化が見られるのかなあ・・・(“実験”だと自分に言い聞かせて、いろいろ試みてみようか・・・とも思う。このような環境は臨床の場、フィールドワークの場と思っていないと、疲れる)。

なぜそんな受け答えをしてしまうのだろう。もったいないと思う。
********************
自分自身の障害や病気(精神でも、身体でも)を認識して、必要な対応や対処をしようとしている人たちのほうがよっぽど健全にみえる。

大組織の闇は深い・・・。
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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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