るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2007/09/24

素材と作り手

二週間くらい前から、今年の冬の為のスカーフを織り始めました。

縦糸はアルパカ、横糸は真っ白いモヘヤの糸。

ある工房で、モヘヤを使った手作りの一品物のスカーフが、2万円位で販売されていました。そのスカーフに使われた素材の毛糸は、ゼロが一つ少ない値段だったので、私にはもったいないくらいの高級糸でしたが、早速に50g位、購入しました。

ワクワクしながら織り始めたのはいいのですが、なかなかうまくいきません。この高級なモヘヤの糸は、私にはちょっと早かったようです。この糸を使って織っていると「お前にはまだ、俺を使いこなすには10年早いぞ」と言われているような気がしてしょうがないのです。この真っ白で、ふわふわして、細い糸は私の手には負えない。

とっても素敵な糸なのに、その糸のよさを引き立たせることができない。糸に申し訳ないなと思う。糸のよさを引き立たせることができないと、そんな自分にもイライラしてくる。

モヘヤはいまの私には上品すぎるようです。

いまのところ、着古して誰も着ないような衣服を裂いたもので織る「裂き織り」が、私と相性がいいみたい。

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数ヶ月前、ある年配の織物作家・芸術家の女性の個展にいきました。そこで、織物作家の女性がシルクの糸をさわりながら「この糸はまだ織りには使えないの。私には20年早い。糸が私に織らせてくれない」などど言っていました。面白いことを言う人だなと、その人とその絹の糸のことが印象に残っていました。

今回、高級モヘヤ糸を手にしてみて、その女性の言っていたことがなんとなくわかった気がします。素材も作り手をよく見ていて、反応するんですよ。

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機械でつくれるような完璧なスカーフを織るのはつまらない。遊び心を持って、思いのままに織ることにしました。心のこもったスカーフができますように。
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≪ 別れ-Good-byeホームホームレスのおばあちゃん ≫

Comment

織機をもっておられるのですか?
織機って、「鶴の恩返し」にでてくる、あれですよね?
織物って、わたしもしてみたいことのひとつです。
色の組み合わせを変えたりして。。。
不器用なわたしでもできそうな気がして。。。

コメントありがとう

うみぼうずさん

織機には小さめの卓上のものや頑丈で大きな織機などいろいろ種類があります。

値のはる織機はありませんが、うちにもいくつかあります。
織機によって出来上がりの風合いが変わるのです。

織りをやっている人は、器用さよりも「根気強さ」が必要と言っています。

糸が大好きなので、織りをしていなくても糸を見ているだけで幸せな気分になり、出来上がりの作品を頭の中で描くことも好きです。

織りは楽しいですよ。

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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