るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2007/09/24

ホームレスのおばあちゃん

先日、職場を出るのが遅くなり、最終電車を逃してしまい、夜間バスに乗って帰宅した時のこと...。

終電を逃してしまったので、最終の夜間バスには間に合うようにと、バスの乗り場まで走っていた。その途中、歩道の隅に60歳は超えていると思われる女性がダンボールの上で横になっていた。もう何日お風呂に入っていないのだろう。最後に髪の毛をとかしたのはいつなんだろうと思わせられるような姿だった。洋服も何日間、着たままなんだろうと考えてしまった。

その夜最後のバスを逃したくないと思いつつ一生懸命に走る私は、そのおばあちゃんの横を走り、気になったので一度だけは振り向いたけど、そのままバスのほうへ行った。

「気になっても、何もしない私。声もかけない私。なんて冷たいんだろう」と、自分自身の理想と行動の大きなギャップを突きつけられ、気持ちが重くなった。

自分だっていつか彼女のように路上で生活することになるかもしれない。そんなことは誰にもわからない。

以前、路上で会ったホームレスの人を家に招き、何人かで共同生活をしていた心ある人がいた。でも、ひとりだけで数名を支援していたこともあり、精魂果ててしまったとのこと。どんな人でも、ひとりでできることには限りがある。社会が支援体制を整えなければ、心ある人がつぶれてしまう。

それ以来、こんなイメージの地域があればいいなあと、時々想像する。ちょっとした公共浴場や噴水など、水を浴びれる場があり、公共のトイレ、きれいな飲み水のある場、炊き出しの場、公共農園、定期的にとりあえずの医療を無料提供する場があり、物々交換や情報交換や知識や経験の交流のできる場もあり、・・・そんなコミュニティー。

そんな場があれば、おばあちゃんも救われるような気がする。

そんな場をつくるには高度な専門知識も必要ないし、ハイテク技術も必要ない。(危険度が高く、高度な科学技術を必要とする原子力発電所やガスタンクやごみ焼却炉を街の中につくることとは全く違う。)すでに持っているもの、気持ち、知恵、力、労力、時間、情報、場所、お金などをみんなが少しずつ出し合えばできることなのに・・・と思う。
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≪ 素材と作り手ホーム布ぞうり ≫

Comment

競争することばかり、考えるのじゃない、
落ち着いた生活ができる、
そんな街ができるといいですね。
バリバリできる人も、スローな人も、
各々の果たせる役割をもてるといいなと思います。
例えば、いま引きこもっているような人も。

ただ、「なんとかしよう」と、
抱え込むのはよくないと、思います。
人は、それぞれ、生きてきた歴史も、生活習慣もちがうので、
何でもいっしょに、できるものではないと思うのです。
わたしたちの、身の丈にあった、できることというのが、
きっとあるはずです。

うみぼうずさん ありがとう

「身の丈にあった、できること」をするのが始めの一歩なんでしょうね。あまり無理しても長続きしないし、共倒れしてしまう。

排他的でなく、異質の人たちを受け入れる社会が私の願う社会です。

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新将軍様へのお手紙

拝啓山からは不作の声が届き海からは不漁の声が上がり新潟では放射能の煙が舞い上がる昨今でございますが皆様におかれましてはこの2週間に渡る利益分取りの活動で大変お疲れのことと心より罵声をいやねぎらいの念を述べさせていただきます。さて22番目の新将軍様もおきま

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