るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007/06/07

周りを見回すと・・・

先日、小さな工房へいきました。そこを経営しているおばさんが「今の大卒の人たちの初任給ってすごいのね。何も知らないし、何にもできないくせにね。うちの娘もだけど、友達もみんな28万から30万円くらいいただいているんだって。私、一ヶ月にそんなに稼いだことないわ」と言っていました。

今の大卒の初任給、結構高額なんですね。ちょっと驚きました。

********************

地方のコムスンで働いたことのある知人の話によると・・・。営業は要介護度の高い高齢者を対象にせよと紙面には決して書かれることのない業務命令がいつもあったといいます。その人は夜勤の訪問介護を頻繁にしていました。行き帰りの交通費は出ず、訪問した時間が30分(オムツを取り替えたりなど)の場合、時給1000円であれば、その半分の500円だったとのこと。ケアマネジャーになるまで、がんばるんだと言っていましたが、そんな働き方ではなかなかケアマネジャーの試験を受けるために必要な時間数を確保することはできません。真夜中の若い女性一人の訪問介護の業務・・・しかもすずめの涙のような報酬。数年前に体を壊してコムスンをやめました。

********************

地域に密着していてどんな高齢者も障害者も拒否しないということをモットーにしながら介護事業所を経営・運営している人が、昨日コムスンのニュースを聞いて「それにしても役所というのは自分達のでたらめにはすごく甘いのに、民間のでたらめには猛烈に厳しいのですね。コムスンはひどいからみせしめにしても大丈夫だと厚労省は考えているんでしょう。責任は自治体にあるとして、自治体に対応させ、自治体は責任を取りたくないからいっそう規制がきめ細かく行われます。かくして制度は防衛される。末期的な感じでしょう」と言っていました。

どんなに机上で作成された完璧で整備された制度があっても、ひとり一人の人たちの生活の中で実際に利用できるサービスとそれを提供してくれる“人財”が、身近にいなければ制度の存在は無意味です。お役人さんや官僚さんたちのため制度になってしまいます。(もうすでにそうかもしれませんけれど・・・。)

********************

ある食堂で「自衛隊が市民を監視しているんだって・・・」と会話が盛り上がっていました。「今の人たちは、みんなおりこうさんで、リストラされても、時給800円でも、住民税が上がっても暴動も起こさず、しずかにしているのに。何を監視しているんだろう」「税金の無駄遣いだよ」「自衛隊も官僚も被害妄想が強いんだねえ」「日本人はすぐ保身に走り、自粛するから。これで法律も規制も何にもなくても自粛、自粛、自粛で、物申す人や異論を語る人はいなくなるんじゃないの」となどと話していました。

********************

長年、知的障害者施設の運営をしている人が「障害者自立支援法が施行されてから、役所への提出書類ばかりで、障害者に直接に関わる時間がなくて、悲惨よ」「実際の日々の仕事の内容や質よりも、書類の中身が重要視されているかのよう。利用者を無視していたり、いじめたり、暴言を吐いたりしていても、利用者の尊厳が低められるような雰囲気に満ちた施設でも、『患者様は・・・』とか『利用者様が・・・』などと、いかにも親切に接しているように記録が残され、細かく丁寧にマニュアル通りに整った書類が作成され、資金の運用も書面上はつじつまが合い、行政の要望に沿った運営やサービス提供が『書類』の上で整っていればいいのよ。実際のサービスや施設の雰囲気ではなく、評価されるのはすべて『書類上のこと』よ。これは、こわいことよ」と話してくれました。

********************
「自殺者、今年も3万人超えたらしいよ。9年間連続だって」と知人が自殺についていろいろ話していました。統計に含まれていない自殺者も多いのでしょう。数字を鵜呑みにしても、ここ9年間で、約30万人弱?!の人たちが、自らを死に追いやっている。私の街の人口は約30万人弱。10年間で、ひとつの街の人口が消えるということかあ・・・と改めて考え入ってしまいました。
スポンサーサイト

≪ ジュリアナ東京とコムスンと折口会長と・・・ホーム神学校 ≫

Comment

コメントの投稿

 
管理人にのみ表示する
 

Track Back

TB URL

-

管理人の承認後に表示されます

-

管理人の承認後に表示されます

希望を失わず生きていける自殺対策基本法の「大綱」であってほしい

■貧困と格差と自殺問題 6月8日、自殺対策基本法に基づいた施策である大綱が閣議決定された。 昨年の自殺対策基本法の成立・施行を受け、わたしはこのテーマで取材を続けており、ある媒体での原稿を書いていたところ・・・。大綱に関して、この間いろいろニュースはある

自衛隊がイラク派遣反対から消費税増税反対まで、市民活動を監視・調査・・・マジに日本はアブナイ!+α

【14:30 後半部分(社保庁、コムスン)追記】<政治ブログはさらに1日のポイント過去最高タイを記録。人気ブログランキングも、夜は10000Pを保持。本当にご支援、有難うございます。m(__)m> 昨夜は東京ダービー(TCK大井競馬で行われた南関東競馬のダー

Home

 

プロフィール

るるど

Author:るるど
好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

email: mariaatlourdes@hotmail.com

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。