るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2007/05/19

最終電車の中で・・・ 「レディ・ファースト?!」

先日も最終電車での帰宅。
電車は満員。

とある駅に着いたとき、座って寝ていた男性がはっと目を覚ました。そして窓の外を見て、降りる駅だと気がついたらしく、ぱっと立った。男性がドアの前に立つと、電車のドアは閉じてしまった。でも、すぐに再度ドアが開いた。その瞬間、私ともう一人の男性が、かばんを入れてドアをひらかないようにして「降りても大丈夫よ」と言ったら、ためらっていたその人は、さっとドアを無事すり抜けた。

降りたばかりの男性が座っていた席は私の側、でもその席の前には男性がたくさん立っていた。その席には誰も座ろうとしない。最終電車の中には、疲れた人ばかりいるんだろうにと思ったので、人をかき分けて、我こそはと・・・その席に座りたいとも思わなかった。

すると、側の斜め前に立っていた東南アジアか中東の国の出身らしき男性が、私に向かって、「どうぞ、どうぞ」と、この席にどうぞ座ってくださいよと紳士的に手を席のほうへ差し伸べていた。一応遠慮して、「いいえ、どうぞ」とその男性や回りの日本人の男性に言ったけれど、誰も座わろうとしないので、ちょこっと頭を下げてから、座った。

日本での初めての「レディ・ファースト?!」らしき体験。
疲れているときは、こんな小さなことでもとてもうれしい。

でも、なんで日本人の男性は女性に席を譲らないんだろう。

時々、我こそはと女性も高齢者も子供も手で振り払い、空いている席に誰よりも早く座わろうとしている男性の姿を目にする時、日本にはレディ・ファーストという習慣は全く無いんだなと改めて思い知らされる。

(そういえば、席を譲ってもらったことが過去に一回ある。去年の夏、電車の中でのこと。ウエストの締まっていない、最高に着心地の良いジャンパースカートを着て、優先席の前に立っていたら。若い女性二人が、小さな声でこそこそと話し始めた。すると、私に「どうぞ、座ってください」と席を譲ってくれた。『あ~、ジャンパースカートを着て電車に乗っていたから、妊婦さんだと思われたんだ~』と気がついた。でも、「妊娠してません」と言うのも電車の中では、恥ずかしかったし、相手の折角の親切心をくじいても失礼かなと思い、まあいいかぁと「ありがとうございます」と言って譲ってもらった。この時は喜んでいいんだかなんだか、複雑な気持ちだった。でも、妊婦さんたちを思いやるやさしい若い女性がいるんだなと、他人事ながら、うれしくなった。私が降りた後「あの人、妊娠してなかったんじゃない。座ったとき、おなか大きくなかったよ!・・・でも席に座ったよね!?・・・まだ、そんなにおなかが大きくなってなかっただけかもしれないしねえ・・・」と会話している二人の姿も想像できる。)

********************
レディ・ファーストに関しては賛否両論、いろんなことを言う人がいるけれど…。由来や文化的背景は別として、性別を問わず「現代のレディ・ファースト」が内包する「譲る姿勢」は悪くないと思う。
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≪ 日本の高校で・・・ホーム事件とおばさんたちの会話 ≫

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