るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2007/05/03

手仕事

ここ数日、古布をつかい、紐をつくっている。
つかっている古布は、近所のおばあちゃんからいただいた着物の布。ここ数年、そのおばあちゃんは、表情がなく、挨拶をしてもぼーっとしている感じだったとのこと。認知症の傾向が出ていたんだろうかとも思う…。お連れ合いが、おばあちゃんと一緒にうちに来て、「ごみのようなものだけど、家内が大切に使っていた布です。どうぞ使ってください」と、古布のはぎれを二つの紙袋にいっぱいにして持ってきてくれた。(布は最高のプレゼント。どこかで、ごみのようにあつかわれている、特に着物のはぎれのことを考えるととても残念。とてももったいない。ごみになるくらいなら、ここに来ればいかされるのになあと、残念に思う。)若い頃、女性のことなどで、おばあちゃんに苦労をかけたというお連れ合いは、家で食事を作ったり、おばあちゃんに洋服を着せてあげたり、お化粧をする手伝いをしたりしていた。最近、おばあちゃんを見かけない。もしかしたら・・・どこかの高齢者の施設に入ってしまったのかもしれない。

そんなおばあちゃんの大事にしていた古布に思いを寄せつつ、紐を作っている。そんな時間は、私にとって至福のとき。布を見ていると、おばあちゃんがどれだけ大切にしていたかが良くわかる。ほころびて、穴の開いた部分は、あて布をつけてちゃんと綺麗に縫ってある。そんな布たちに囲まれていると、どんな小さいはぎれも捨てられない。どんな風に、何に使えるかな?と考える。

紐をつくっていると、日本には紐の文化があるんだなと気づかさせられる。着物を着るには紐は必需品。そういえば、西洋はボタンの文化で、日本は紐の文化というのを聞いたことがある。

今、作っている紐は着物の帯紐になるかのような紐(すてきな着物のはぎれをつかうと、私でもそれなりの紐ができるみたい。)でも、日常生活では、着物を着る習慣は無いので、細紐を使って、ネックレスや小物やタペストリーやのれんをつくることになりそう。一本一本個性や癖のある紐たち。とってもかわいい。それぞれの個性やくせをいかして、何かをつくろう。
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