るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2007/03/04

お裁縫の時間

おばあちゃんに着物の作り方を教えてもらっていると、心が安らぐことに気がついた。

おばあちゃんはリュウマチのために、足も変形していて、痛みが伴いなかなか思うように歩けない。変形した手も、自分の思うように使えない。

若い頃は、卓球の選手だったり、マラソンを走っていたり、日本舞踊をしていた。今も、骨だけは丈夫で、転んでも骨は折らない。でも、病気には勝てない。骨は変形し、薬の副作用のため出血すると血がなかなか止まらない。そして、皮膚をちょっとこすっただけでも、皮膚がむけて、出血してしまうこともたびたびある。夜、薬を飲み忘れれば、次の日は体中が痛くて、動けない。

そんなおばあちゃんから着物の作りかたを教えてもらえる私はとても恵まれているとつくづく思う。本当に、生きていてくれてありがとうと心から思う。

今日も、おばあちゃんと一緒にお裁縫の時間を持った。
ゆっくりと運針している私を見ても、いらいらせずに教えてくれる。「なんでここはこうするの?」「なんでそこはそうするの?」と質問攻めのおばあちゃんは、嫌な顔ひとつせずに、納得のいくわかりやすい説明をしてくれる。一生懸命に一針一針なれない手つきで縫っている私を待っててくれている間、いすに座ってこっくりこっくり寝ている。そんなおばあちゃんを見るととても幸せな気持ちになる。

そういえば、私は、昔から、おばあちゃん子だった。
学校が終わった後、おばあちゃんのところへよく行っていた。
小学生の頃、おばあちゃんの鏡台にある口紅を、自分の唇にぬって、「みて!みて!」とおとなの女性になった気分で、おばあちゃんに見せたこともあった。その時、おばあちゃんは口紅が嫌いだという話をしてくれた。昔、おばあちゃんが子供の頃、いつも口紅を厚く塗った女性がいた。その女性がたままた口紅をしていないときに見たら、その人の唇は紫色だったことが忘れられないと言っていた。そのときから、口紅はあまり濃くつけたくないと思ったという。今でも、口紅をつけるとき、おばあちゃんのしてくれた話を思い出す。だからか、口紅はつけても、薄くつけるのが好き。

それから、生理が早かった私は、友達に「生理ってどんな感じ? 痛いの?」などと聞かれるばかりで、体の変化などについて相談したり、話をする友達がいなかった。小学生の頃、恥ずかしげもなく「生理ってなに?もう子供が産めるの?」とか「タンポンてなに?」「どうやって使うの?」「こんなときはどうするの?」とかいろいろ聞いていた相手は、おばあちゃんだった。おばあちゃんには、いろんな場面で助けられてきた。

おばあちゃん、ありがとう。また、続きをよろしくね。
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