るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2007/01/07

30代の脳梗塞・脳出血・心筋梗塞

最近、脳出血や脳梗塞や心筋梗塞で倒れる30歳代の人たちの話を聞く。

-知り合いの32歳の男性は、社員寮で寝ている間に、心筋梗塞で突然亡くなった。その前の日は、同じ社員寮にいる同僚たちが「飲みにいこうよ」と誘ったらしいけれど、「疲れているから休む」と言った。結局その夜は、みんなが飲みに行かなかったと言う。次の朝、職場に姿を現わさない彼のことが気にかかり、会社の人が彼の部屋へ行ったら冷たくなっていたという。

-幼馴染の友人は30代のはじめに、突然、脳梗塞で倒れた。数年間入院し、退院した。今は、リハビリも中止にされ、片麻痺の体になっている彼にとっては、残存能力のある部位の機能低下が、心配ごとの一つになっている。

-ある32歳の女性は、脳出血である日突然倒れた。彼女は結婚して、子供も一人いた。相手方の親と同居生活だったと言う。子育ての傍ら、フルに仕事もしていた。彼女のお母さんの話を聞いた母は、涙なしでは聞いていられなかったと言う。入院は三ヶ月しかできないといわれ、リハビリも3ヶ月で終わりらしい。現在は、リハビリセンターに週一回通っているけれど、その後どうしたらいいかわからないと悩んでいる。車椅子の生活で、顔面も身体も片麻痺。お姑さんとの関係が相当のストレスだったようで、退院した後は離婚し、実家に子供と一緒に戻ってきた。

病院では、上記の人たちは皆、原因は「過労とストレスです」と言われている。

医師から、「原因は過労とストレスだ」と言われたということを話していると、50才・60才以上の親たちの中には「そんなにストレスがあったのか?昔と比べて、こんなに便利な世の中になって・・・。過労といっても、私たちの世代はもっと大変だったこともある・・・」などと言う人もいる。でも、私は、今の若い人たちの心身は昔の人たち(例えば、今の80代の人たち)よりも、一般的にもろいような気がしてならない。だから、昔の人たちが耐えられた身体的・心理的な負担にも同じようには耐えられないかもしれないし。また、若い人が直面している過労の質やストレスの質も昔のそれとは大分異なっていると思う。

以下、周りを見回して感じられる「人間」という生き物にとって“不自然”で過酷な環境。

添加物が大量に含まれた食品、毒薬と紙一重である農薬をかけられた野菜、抗生物質を使って育てられた動物の肉などを食べ、汚染された大気を吸い、病気になれば、即、抗生物質を与えられながら、成長してきた多くの私たち。採りたての無農薬野菜を食べ、野性的に育てられた動物の肉を食べ、きれいな空気の中で育った祖父母の時代の人たちにくらべて、今の若い人たちの身体は過敏であったり、脆弱だと思う。

個室を与えられ、兄弟姉妹も少なく、多様な人間関係や人びととのゆるやかな距離のとり方を身近なところで学ぶ機会も奪われ、自分以外の受験仲間はみんな競争相手という状況に置かれとても孤独な受験戦争を生き抜いてきた今の30代の人たちも少なくない。多世代が一緒に生活し、15人くらいの大家族が当たり前だった昔に比べて、今当たり前になっている3人家族の中では、成長する過程の中で、身近な場で多様な人間関係を経験するチャンスが得られない。

一途にがんばれば、報われると思っていたら、社会状況は変わっていて、学校で教えられたことやそれまでの常識が社会では通用しない。世の中は、IT時代真っ只中なのに、学校ではまったくコンピューターやキーボードにさえも触れる機会も持たずに、義務教育を終了した人たちも少なくない。世の中の変化が激しく、閉ざされた教育現場での学びとグローバルな競争に犯されている就労社会のギャップが著しい。

(いつもながら)ちょっと、話がずれてしまったけれど・・・。

正社員になれといわれても、自立といわれても、病気になり障害を持った彼・彼女たちは、どうしたらいいのか。

家族が負担をまるがかえし、家族も本人も疲れ果て、絶えるのを、世の中から自分たちには関係ない他人事としてみられ、待たれるだけなのか。
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