るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/09/05

高齢化社会到来

私が不在だったお盆休みの間、母は救急車で、入院。
過労とストレスが原因だった様子。やっと退院したものの…。まだ本調子じゃないから、傍にいて見ているのが辛い。でも、気力は私よりあり、気持ちだけは元気。母の声は若づくりで、母が電話に出ると友達から「20代くらいの女性だと思ったよ~」とよく言われる。いつも、朗らかで弱音も文句も言わず、気が利き、よく働く母。昔から、睡眠一日2~4時間しかとらない。私が「8時間寝ないと、頭が働かないよ~。もうちょっと寝かせて~」と泣き言をいうと、「寝すぎじゃないの?寝る子は育つというよ。もう縦横大きくならなくてもいいんじゃない?」とからかわれる。母は自分が不死身じゃないことが今回の入院で身にしみてわかったと言う。「身体って、こんなにもろいものだと思わなかった…」と一言。「どうかこれを機会に自分の体をいたわってください。自分にとって心地よい生活ができるように心がけてください。睡眠は大切ですよ」と伝えたけれど…。これを機会に生活習慣を見直してくれれば、病気になったことも、良かったと思える。

高齢の祖父は肺がんかもしれないとのこと。脊髄の手術をする予定だったけれど、急遽肺がんの治療のために入院することになるかもしれない。2週間くらい入院したら、歩けなくなってしまうだろうと思う。今だって、やっと歩いているくらいなのだから。「歩けなくなったら、みんなに迷惑かけるから…」って心配ばかりしているおじいちゃん。(神様…、おじいちゃんが肺がんでないことを祈ります。)

祖母はリュウマチ等の整形外科的な慢性疾患を持ち、介護度2だけれど、自宅でなんとか生活している。市役所の人が介護保険の査定に来ると、「よく家で生活していますね!」と驚かれるくらい手足が変形してきている。また、リュウマチの痛み止めの薬を1錠でも飲み忘れると、次の日は激痛が体に走り、ほとんど動けなくなる。そんなときは、薬の威力ってすごいなぁと思う。祖母は昔、卓球やマラソンや日本舞踊などをやっていたこともあり、基礎体力は十分にある。転んでも骨は強く、折れたことがない。よく転倒するれど、なんともなく起き上がってくれるので周りにいる人たちは救われる。だけれど、強いリュウマチの薬の副作用で、毛細血管が脆くなったり、免疫力が大分落ちているので、傷がなかなか治らない。かばんの角に腕がちょっとふれただけでも、腕の皮がむけ、知らないうちに血だらけということも。こんなことは日常茶飯事。

あ~、これから、どうなるんだろう。

両親が忙しくしていた頃、私は幼稚園や学校から帰ると祖父母の家に行っていた。おじいちゃんとおばあちゃんは両親のよう。折角、嫁にも行かず、近くにいるのだから、できることはしてあげたい。(おじいちゃんやおばあちゃんは、曾孫の顔が見たいんだろうなぁ。今は結婚して、子供つくるだけが人の生きがいでなく、いろんな選択肢があるから。これだけは希望に添えない。家族の手から離れていた間に、既存の主流社会の枠に収まらない孫娘になってしまいました。ごめんなさい。)できれば、祖父母には最期まで家にいてほしい、近くにいてほしい。いつでも会いたいときに会える距離にいてほしい。入院して、チューブや点滴につながれて、長い間、寝たっきりになってほしくない。そんなかわいそうな姿見たくないし、本人たちだって嫌だと思う。ぽっくりと、畳の上(やベットの上)で寝ている間に、痛みなくしてすーっとこの世から天に行くことができたらいいんだろうな。私だって、できればそうやって死にたい。もがき苦しんだ末、死ぬのは嫌だ。最先端の医療技術を使い、延命治療を施され、体にはいろんなチューブがつながれ、いろんな液体が体内に流され、排出物もまたチューブから出され、生きているのか、死んでいるのかも自分でわからない状態のまま、長い間、生かされるのも嫌だ。

今年の四月の介護保険の改正で、介護保険も使いにくなった。障害者へのサービスも同様だけれど、公的福祉サービスを使いにくくして、歳出、そして将来的に福祉予算を抑えよう、抑えようとしているのがあからさまだ。

この辺では、以前から、介護タクシーや移動サービスがないから、お金のある人は自費でタクシーを利用している。家族がいる高齢者は、若い人が車を運転し、足になっている。独居の高齢者が自宅である程度の質の確保された生活をするなんて、今の介護保険制度では無理。

お金のある人は、ある程度の年齢になったら、医療サービスがついた有料老人ホームに入るのだろう。医療付の有料老人ホームは高額だと聞く。お金のない人は、家族に介護されるしかないのだろう。お金もなく、家族もいない人は、最低限の公的サービスを受け、独りで亡くなっていくのだろうか・・・。生活している地域で、親身な医療・福祉サービスが提供されていれば、ある程度のケアは受けられるかもしれない。また、血縁など関係ない共同体をつくって、できる人ができることをやり、互いに家族的なケアを提供することも可能だと思う。そのためには、元気な人もたくさんいる多世代共同体でなければならないだろうし。課題は山のようにある。

人事じゃない…。
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≪ 現実逃避:ユートピアはどこにホームレイプ ≫

Comment

おじいちゃん・おかあさん、大丈夫ですか?
心配ですね。
そしておばあちゃんのリュウマチ心配ですね。私の年の離れた姉もリュウマチで苦しんでいます。あれって特効薬というか完全に治すことが出来ないようですね。
見ていてかわいそうですが何も出来ない・・
亡くなった家族は皆病院で亡くなりました。
「あれでよかったの?」って聞いてみたいです。私も死ぬ時は家で眠るように死ねたら本望だなあ・・

CONSAMAさま
コメントありがとう。
お姉さんがリュウマチで苦しんでいるんですね。そばにいて、何もできないほど無力に感じることはありません・・・。私の周りでは、祖母と同年代の友人がリュウマチで苦しんでいますが。女性に多いのですね。とても痛そうです。若い女性は骨が変形することを一番心配するようです。祖母は激痛の軽減が一番の関心ごとです。

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