るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2006/08/03

上野

8月6日(日)まで上野不忍池畔にて、第55回江戸趣味納涼大会、上野夏祭りが行われています。また、蓮見茶屋は8月31日(木)(水曜定休)迄、開かれています。

なぜか私は、青山や六本木や渋谷よりも上野が好きです。
特に、上野と御徒町の間にある「アメヤ横丁」が大好きです。
遠方からのお客さんが来ると「アメ横」に連れて行きます(もちろん、まずはお客さんの要望を伺いますが、特に要望がない時や「るるどの好きなとこへ行こう」と言われる時は、なんとなく足が上野に向かいます。)
人と人とのかかわりの中で、物が売買されていく雰囲気のあるアジア的なところ、闇市の面影がなきにしもあらずという「アメ横」が好きです。お金が多少足りなくても、「仲良く」なれば譲ってもらえそうな雰囲気があり、そんなところもいいのです。一円でも足りなければ物品の購入ができないデパートの中での買い物とはだいぶ違います。

垢抜けていない雰囲気も好きです。
日本以外の文化が入り混じり、ごちゃごちゃしている雑居的な空気、いろんな人々がいる庶民的な雰囲気が好きです。

街を歩いている時、見知らぬ人に声を掛けたり、掛けられたり。そんな時の会話の中で「私は日本人だと思われていない!?」と、度々気付かされる私にとっては、「アメ横」は居心地のいい、疎外感を感じさせない場所であります。先日も上野で、初対面の人とお話していると「中国人でしょ?あなた日本人じゃないよ」と言われました。アメリカや東南アジアに行ったときも、中国人だと思われ、日本人だと言っても信じてもらえませんでした。何が人にそう思わせるのか不思議で「なんで私は中国人?どんなところが中国人にみえるの?」と聞くと、人それぞれの答えが返ってきます。私としては、宇宙人でも、地球人でも、アジア人でも、中国人でも、日本人でも、韓国人でも、インド人でも・・・何人でもいいのですが。
********************
 <高層ビルのデパートでの買い物よりも、「アメ横」や市場での買い物のほうがいい> <スウェーデン、デンマークなどの北欧の都市の威圧的な建物よりも、イタリアや東南アジアの田舎にある平屋の建物がいい> <美容整形などで人の手を加えられた美よりも、白髪やしわのある自然なうつくしさがいい> <有名な全国チェーン店のパン屋さんのパンよりも、地元で自営でやっているパン屋さんのパンがいい> <既製品のブランドの洋服よりも、自然素材でつくった手作りの洋服がいい>
 
こんな感覚を持つ者にとって、居心地良く感じられる空間は、これからますます失われていくのでしょうか・・・(大分、上野から話がそれてしまいましたが・・・。)
上野の街がきれいに区画整備され、古い建物が取り壊され、巨大な高層ビルが建てられてしまったら、威圧的で息苦しい空間になってしまう。
スポンサーサイト

≪ 女性の体=戦場ホームさようなら、鶴見和子さん 天国からこの地に英知を注いでください ≫

Comment

そうそう、ユダヤ人でもパレスチナ人でもアラブ人でもなく、ニホン人でも北朝鮮人でもアメリカ人でもない、ただの人間であることを全てが自覚できれば、……つまらぬ帰属意識がなくなれば、少しは変わる気がするのだけど……。
どこの国へいっても「何人」かが話題になるということは、世界中の多くの人間がそれを意識していて、それを(殺し合うほど)大切だと思っているですね。

dr.stoneflyさん

コメントどうもありがとう。

そうですね。みんな同じ人間なのに、私たちは「たわいないこと」を理由に血の流し合いをする、しょうがない生き物ですね。

どこへ行っても「何人」かが話題になるのは、関わっている相手が「何者」であるかがわかると、なんとなく安心するということもあるのでしょう。

私もアメ横好きです。都会では、下北沢や吉祥寺のような、おしゃれな若者の町だけど、八百屋さんも魚屋さんも古着屋さんもがんばってる、みたいな生活感のある町が好きです。ですがそんなホッとできる町並みはどんどん失われていて、私の故郷の商店街も小売店は次々に店をたたみ、その後にできるのは必ずつまらない、画一的な、チェーン店かフランチャイズです。ほんとうにミヒャエル・エンデが『モモ』の中で描いたような社会にどんどん変わりつつある、と寒い思いがします。便利だけど、なんだか匂いのしない町、ほっと心が落ち着くことのない町。「心が落ち着く」って私、アメ横みたいなところだと、ホントに自分のこころがふっとそこに、止まり木に泊まるように泊まるのを感じるんです。コンビニやファミレスみたいなところだと、心が宙に浮いてるんです。(そういう「気」みたいのを感じる才能があるのかも。)

starstoryさん
コメントありがとう。

生活感のある町、いいですよね。高層ビルの立ち並ぶ威圧的な街より、平屋のお店が立ち並ぶ町が好きです。

画一的なチェーン店ばかりになると、どこへ行っても同じものがあるようになり「ある安心感」が保障されるのかもしれませんね。でも、それは味気ない町並み。表面的な欲は満たしてくれる機能はあるけれど、心は満たしてくれません。

コメントの投稿

 
管理人にのみ表示する
 

Track Back

TB URL

Home

 

プロフィール

るるど

Author:るるど
好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

email: mariaatlourdes@hotmail.com

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。