るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/06/27

やな予感・・・

日本にいても、外国にいても、私はほとんどテレビを見ない。でも、最近体調がすぐれなく、家にいる時間が普段よりもあったので、何度かテレビをつけてみた。

なぜか殺人事件ばかりが取り上げられている。そして、日本社会の規律と安全を守るためには、犯人には死刑という罰が下されてもしょうがないかのような風潮がつくりあげられている。若者の起こす殺人事件や子供の事件を、これでもかこれでもかというくらいに放映するテレビ局ばかり。何度かそんな番組を見ているうちに、精神的にも、身体的にも気分が悪くなってきた。テレビはやめて、知人から借りた岡倉天心に関してのビデオを見た。いつもテレビをつけて見ている人たちは、どんなこと考えながらで見ているんだろう(テレビは大衆を洗脳するのには手っ取り早くて、都合がいいんだろうなぁ。誰からも見ろ、見ろと強制されなくても、視聴者たちは自分の意思で進んでお金(電気代も含め)を出して見ているんだから・・・)。

話がちょっとそれてしまったが・・・。
なぜ、子供の事件や若い人たちが起こす“理解しがたい”殺人事件をこんなにも取り上げるのだろう(理解しがたい事件だとはあまり思わないけれど)。行政やメディアが何らかのキャンペーンを張っているのではないかと深読みしてしまう。教育基本法の見直し、そして改正に対しての反対意見を押さえつける流れをつくっているような気がする。人々の不安と恐怖をかきたて、国として、社会として、子供や学生や若い人たちの教育、指導、管理の強化を図らなければならないと思わせる風潮をつくりあげているのではないか。

そして、そのすぐ先には、徴兵制度が見え隠れしている。やな予感・・・。(もちろん、徴兵制度なんて言葉は使わず、「青年自立支援給付制度」とかなんとか言って反対できないような社会正義に満ちた言葉を使うんだろうな。)

時の流れの速い現代社会においては、一見平和な社会から、不安定な戦争社会へ向うのは、あっという間に起きてしまうことかもしれない。

一部少数の人たちの欲や利益の為に、国や権力者によって、民衆の不安や恐怖感や不満が利用されてしまう場合が少なからずある。メディアが人々の不安を必要以上にかき立てるときは、要注意だと思う。自分たちの負の感情をうまく利用されないように冷静になり、政治的・社会的権力に対して警戒していないと、結果的に自分たちで自分たちの首を絞めることになる。

「気がついたときには、すでに時遅し」

************
そうだ、そういえば「テポドン」のこともあった。「テポドン」を理由に日米軍の武力強化や防衛庁から防衛省なんてあってはならないこと。そんなことをしたら他の国々に向かって「目の前に敵がいるので、これから戦争の準備に入ります!」と示すのと同じことになるのではないか。「テポドン」は、戦力ではなく、外交力で解決する問題ではないのか。このグローバルな時代に、それほど日本は外交力がない国だということを、世界各国に示したいのか? 武力以外にも、情報、物品、人脈などが豊富にあるにもかかわらず、すでにあるものを最大限に使おうとしない、頭も使わない、おろかな国よ・・・。
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≪ そばにいて、そっと寄り添ってくれる人ホーム義務教育現場―そうじの時間 ≫

Comment

なんというか、このるるどさんの記事に対して、何のコメントも残されていないのに危機感を覚えてコメントしてます。
私も、TV(特にニュース)を見ると、気分が悪くなるので、食事中に、父母が見ようとすると、「消して欲しい」と頼みます。
よく、こんなもの毎日見ながら食が進むなぁ~とびっくりします。
そして、なぜこんな同じニュースばかり繰り返し流すのかもとても不思議です。
もっと、流すべきニュース、考えるべき事は他にたくさんあるのに。
ニュースというより、いわゆる「ワイドショー」化しているんだと思います。
自衛隊のことですが、新入社員が自衛隊に数日入って訓練を受けてから入社する会社とかをTVで見ました。
後、ただ単に自分を鍛えたいという若者も短期の入隊を募っているとか。
それを見て、徴兵制度への違和感をなくすための作戦かしらと思いました。
みんな、違和感を感じないのかしら。
「入社するために、自衛隊に入隊するのは嫌です」とか言う骨のある若者はいないのでしょうか。

>このグローバルな時代に、それほど日本は外交力がない国だということを、世界各国に示したいのか? 武力以外にも、情報、物品、人脈などが豊富にあるにもかかわらず、すでにあるものを最大限に使おうとしない、頭も使わない、おろかな国よ・・・

全く同意見です。
私が同じ様なことをニュースを見ながらいつも母に言うのですが、
「でも、アメリカだっていつまでも日本を守ってくれるとは限らないから仕方ない」
という返事が返ってきて愕然とします。
自分の親でもそんな風に考えているとは。
私は、一生懸命戦争の愚かさ、日本は唯一の被爆国であるから、戦争を起こさない様世界に訴える義務がある、等のことを言いました。
でも、母はたいして心動いて居ない様子。
恐ろしい、と思いました。
私よりずっと戦争を近く感じて育った世代のはずなのに。

リカさん

コメントどうもありがとう。

ニュースを見ると、気分が悪くなるのって良くわかります。最近、回りにいる人たちもニュースを見ると気分がめいるということを聞きます。

「自衛隊のことですが、新入社員が自衛隊に数日入って訓練を受けてから入社する会社とかをTVで見ました。」そんなことがすでに行われているんですね。ため息が出てきます。

「でも、アメリカだっていつまでも日本を守ってくれるとは限らないから仕方ない」 そう思い、自衛隊の動きや軍の強化や防衛庁から防衛省への動きに賛同する人は少なくないようです。友人の中にもいます・・・。

私は、日本のためには、軍力という破壊的な巨大な顔のない力に依存したり、行く末を権力にゆだねるのではなく、日本人一人一人の意識を高めることが必須だと信じています。そのためは地道な努力が一人ひとりに求められるのでしょうね。平和に近道や王道はないのかもしれませんね。

私の周りにいる一部の60代~80代の人たちから、今の日本の流れを危惧している言葉を聞くと、心の底から怖くなる時があります。ある70代のらい病者の治療に携わってきていた医師は、行政やメディアがフリーターやニートの問題を取り上げるようになった頃、「おそろしい時代がまたやって来た。そのうちに徴兵制度が始まるかもしれんな・・・」と冗談交じりで言っていました。その時、私はそんなこと想像もしていなかったので、すごい発想をする人だなと思ったのを覚えています。今になって、あの人はいろんなことを、いろんな立場に立ってみてきたから、時代の流れの一歩先が見えていたんだなと納得しています。

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生活保護制度の削減:「セーフティネット」のあり方

生活保護費を削減、母子加算の要件厳しく 厚労省検討 厚生労働省は社会保障費削減策の一つとして、生活保護制度を大幅に見直す方針を固めた。一人親の家庭の給付に上乗せされている「母子加算」の支給要件を厳しくするほか、持ち家に住むお年寄りには自宅を担保にした生活

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