るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/06/16

『エイズ感染爆発とSAFE SEXについて話します』

先日『エイズ感染爆発とSAFE SEXについて話します』を書店で見かけた。ISBN:4255003238 朝日出版社 (2006-06-10出版) 著者:本田 美和子「エイズ・ウイルスは人を選びません。このままだと、ものすごくたくさんの人が感染してしまう。感染爆発を目前にあなたができることは?特効薬はきちんと知ること。」

病院に一冊、学校の保健室に一冊、役所に一冊、保健所に一冊・・・置いてあったらいいんだろうなと思える本でした。それだけでなく、一度は目を通し、エイズやHIVに関しての知識を身につけるために、日本語を読める人皆さんにお勧めの一冊です。

・HIV感染者が増加している日本(2004年末にHIV・エイズの報告数が1万人を超え、今年の報告数は1万1251人:厚生労働省エイズ動向委員会)

そうです。HIV感染は日本では増加中なのです。

HIVについて雑考・・・
HIV検査の為の検査では日本においては医療保険がきかないので高額です(約5千円~1万円とのこと)。保健所や特別なセンターへ行けば無料検査が受けられる。日本のまちや学校や病院でコンドームの無料配布も見たことがない。書店へ行けば、「セックスできれいになろう」「気持ちいいセックスをしよう」「今度はあの人とやってみる」などと書いてある雑誌が並ぶ。正しい情報提供を優先するよりも、人々の欲望をあおり、大衆消費をあおる悲しい日本・・・。

約15年前、東京においてエイズのシンポジウムがありました。瀬戸内寂聴さんやエイズホットライン(電話相談)の代表者などがパネリストとして参加されていました。今でも忘れられないことは、そのエイズの電話相談の方が「他の国ではエイズは同性愛者の病気だと思われており、電話相談では同性愛者の相談が多いらしいのですが、日本では多くの相談は主婦からです」ということです。「旦那さんが婚外で性的な関係を他の女性と持っている。もしかしたら私はエイズをうつされたかも・・・」「出張しているけど、旦那が他の女性と性関係を持っている様子。私も最近体調が悪く・・・」という相談が少なくないと言っていました。

学生の頃、婚前SEXはしないと言っていたおしゃれで美人系の友人が夜泣いて私の部屋に来たことがあります。「付き合っている彼がHIVに感染してしているかもしれない。彼は前の彼女からうつされてるかもしれないからHIVの検査に行くと言っている。体調も悪いし・・・」「彼ならいいと思った・・・初めての相手で・・・こんなことは想像もしていなかった・・・」HIV感染の可能性があるかもしれないということで・・・うろたえていた。一晩中あれこれ話した後、翌日早速一緒に検査に行きました。(一人じゃ心細いということと、私にとってもいい経験だと思ったので、一緒に初めてのHIVの検査をした。感染の可能性がほとんどないとわかっていても、結果が出るまでの間はなんとなく落ち着かない気分でした。注:感染後3ヶ月以上たってからの検査でないと確実な検査結果はでないとのこと)。

幸い彼も、友人も、私も結果は陰性でしたが・・・。ウィルスは人を差別しないんだなと感じさせられました。それ以来、エイズは他人の問題ではなく、自分たちの問題となりました。

感染者が増加しているからといって、感染した人々に差別や冷たい眼差しを向けるのではなく、社会は寛容であるべきだと思う。早期に治療を始めれば多くのケースは、完治は今のところ無理だけれど、薬で対処できるという。受療しながら“普通”の社会生活を送り、結婚し、子供を産み、家族を持っている人たちもいるのですから。
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≪ タコ社会 日本ホーム世の中そんなものなのか ≫

Comment

こういう問題をさりげなく取り上げるところが外国生活が長いるるどさんのいいところなのでしょうね。私は学生の頃女子との付き合いが全然なく「悶々」として過ごしました。危うくストーカーになりそうでした(それはないか)
だから今の奥さんが最初で最後の肉体関係を持った人です。
ある意味これは寂しいことかな・・(苦笑

CONSAMAさま

コメントどうもありがとう!
外国で生活していたことと関係あるのかわかりませんが・・・。早熟だった私は思春期を気軽に体の変化や性の話しのできる相手を持たずに悶々と送っていたので、性のことをオープンに語るのは大切だなと思っています。

私は(も?)結婚する相手が最初で最後の関係を持つことが理想でした。だけど・・・人生思うようには行かないものですね(悲しいなぁ)。

CONSAMAさまの奥様がうらやましいなあ。いつまでもこの世で唯一の関係を大切にしていってくださいね(私も誰かにそう言ってもらえる日が来るかなあ)。

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