るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/06/07

マザーテレサ

小さい頃、マザーテレサのようになりたいと思ったことがある(ある男の子が野球の選手、ある女の子が花屋さんになりたいと言うように。)でも、子供の頃の思いとは程遠い生活をいとなみ今日に至っている。多くの煩悩と邪心にまみれた生活から足を洗わなければと思いつつ、一度この世の生活の甘さにハマってしまうと、軌道修正するためには相当の覚悟が要る。(その時が来るまで待つしかないか・・・。)

6日目、まだ熱が下がらない。マザーテレサなら病気になっても、神様に心から感謝するんだろうなふと思う。

マザーテレサの残した言葉で好きな言葉はたくさんある。その中から一つ。

The fruit of Silence is Prayer.
The fruit of Prayer is Faith.
The fruit of Faith is Love.
The fruit of Love is Service.
The fruit of Service is Peace.
~Mother Theresa~


日本語訳:
沈黙の果実は祈り
祈りの果実は信仰
信仰の果実は愛
愛の果実は奉仕
奉仕の果実は、平和である。
マザー・テレサ

彼女の生き方はこの言葉に凝縮されているような気がする。

マザーテレサの死後、彼女の聖書を見たいと頼み、見せてもらったという話を聞いたことがある。その人は、マザーテレサの聖書は色々な書き込みがしてあり、読みつくされていてぼろぼろだと思っていたそうだ。でも実は何も書き込まれてなく、とても綺麗だったという。マザーテレサは頭でっかちな宗教家ではなく、人のつくる組織の壁を超えて、愛の種をまく行動の人だったんだと改めて感じた。

*********************

熱があると息をするのも一苦労だなあと感じる。息を吸ったり、はいたりするだけで、エネルギーを消耗しているのが実感できる。

今、熱があっても、頭が痛くても、体の節々が痛くても、咳がとまらなくても、ふらふらしても、どんなことでも絶えられるのは、人に言えるから。そして、優しい言葉をかけてもらえるから。

ある人:「なんか体調すぐれないみたいね?」
私:「うん、風邪引いちゃって・・・」
ある人:「お大事に」

という会話ができる。

でも、もし私がエイズだったり、ハンセン氏病、精神病で病んでいたらどうだろう。

ある人:「なんか体調がすぐれないみたいね?」
私:「うん、エイズが進行していて・・・」

私:「うん、ハンセン氏病で・・・」

私:「うん、統合失調症の急性期で・・・」

と躊躇せずに本当のことを言えるだろうか・・・。

「この人はどう思うだろう」と余計な心配をせずに本当のことを伝え、苦しみを抱えている自分を誰かにしっかりと受けとめてもらえるということがどれだけの救いであるかを痛感する。

本当のことを言えない、言えば色眼鏡で見られてしまうかもしれない、嫌われ避けられてしまうかもしれない、だれにもわかってもらえないかもしれない、誰からも受け入れてもらえない不安・孤立感・孤独感のような心の荷は、身体の疾病と同じくらい、またはそれ以上に辛く重い荷だと思う。「身体の苦痛」と「人や社会の眼差しの冷たさ」の、二重の苦しみを背負わなければならない・・・。
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Comment

まず最初に、
るるどさん、早く良くなりますように・・・っ!!!

「二重苦」の話、本当にそうだと思います。
病気それ自体より、むしろそのことの方が
厳しいのかもしれないですよね・・・。
(もちろん究極的には私も、その気持ちは、
なっていないので分からないのですが)

マザーテレサ氏の言葉で言いますと、
愛の反対は憎しみではなく、無関心である

というのも、好きです。

※2段にまたがってしまい、本当にすいません!!
 うまく削除ができなく・・・。

少しは良くなられたでしょうか?
マザーテレサの言葉・・・
英語苦手なんで 読めません(泣

愛の反対は憎しみではなく、無関心である

fumohさんの引用させてもらいました。
これいいですね。勉強になりました♪
マザーテレサに興味がわいてきました。

fumohさん

ありがとう!
「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」というのは考えさせられる言葉ですよね。
私もその言葉好きです。
「不毛だ!」と叫んでいるfumohさんは無関心とはかけ離れた人なんだろうなぁ。

体調は大分よくなりましたありがとう。

きんたろうさん

あまり言葉を訳すことが得意ではないので、ついついそのまま記してしまいました。すみません。そういえば、日本語のものがどこかにあったなあと探してみたら宝箱から出てきましたので日本語訳、加えておきました(fumohさんの書いてくれた言葉のほうが引用しやすいかも・・・)。

今日は一日休んでいたので、熱も下がり大分楽になりました。ありがとうございます。

熱だしてたのですね。

知りませんでした。

どうかお大事にしてください。

るるどさんの熱もそうですし

様々な不平等や差別。

一切が浄化のためなのかなあ?

などと時折思うのですね。

マザーは確かに凄い人なのですが。

社会的に苦しんでる人がいなければマザーテレサも生まれ得ないのですね。

僕が現実に出会った人で言うと。

アイヌ差別。在日。被差別部落。

これら差別的状況の中で更に障害を負う人が多いのですね。

これは本当に圧倒的なことです。

酷すぎるなと何度も思いました。

そういう中に自ら入った人は日本で言うと昔は仏教徒が多かったです。

近代で言えば賀川豊彦のような人です

差別する人もされる人もそれを助ける人もそれぞれの役割を担い生まれてきたのかなあ

多くの障害者を見てそんなことをぼんやりと思うことがあります。

人間が他者に出来る事は少ないのですね。

確実に言える事はマザーのように誰からも見捨てられた人と一緒に生きるという事は一緒に酷い目にあうことなんですね。

しかも無償で与えつくす。

理想ですがある意味人間的じゃないのかもしれません。

人はなかなか無私にはなれないですから。

差別を受けている人が自らの本音を話す事すらしない。

そんな深い絶望の前で何回か無力を感じました。

でも、今はそれで当たり前なんだと思います。

そんな程度の自分で。

僕のミクシーのほうのマイミクさんがアイヌの人や在日の人や障害者だったりするのですね。

僕の書いてるのを読んでくれて自然とそうなってくるのですね。

で、当たり前にお付き合いする。

みたいなスタンスに今はなりました。

そういちさん

コメントありがとうございます。
熱が下がった!と喜んでいたのですが、夜になったらまた上昇気味。早く治ってほしい・・・。慢性的な疾患と共に生きている人たちの忍耐力と人間力には頭が上がりません。

マザーテレサも貧しい人々にいかされたのだと思います。特に、医療、保健、福祉等の業界は、苦しむ人がいてはじめて成り立つ業界ですから、矛盾も多いですよね。

アメリカにいた時に見たことですが、黒人やネイティブアメリカンの人たちの中には、貧困で生活が苦しい人々、虐待、犯罪、薬物中毒などの問題を持つ人が多かったです。本当は人種差別の結果、社会問題が生まれているのに、主流の社会の人々はなかなかそれを理解したがらない傾向があることが感じられました。

「差別を受けている人が自らの本音を話す事すらしない」 そうですね。 そういちさんのように、自分と異なる人たちと自然に関係を持つことができると、いろんな人たちが自分をあまり意識せず、防衛の壁も低くして、本音で語れるのかもしれないなと・・・ちょっと希望が見えてきそうです。 でも、その「自然」や「当たり前」が、とても難しいのかも。

日本も形だけは差別をなくそうとしているようですが、「精神的」に病んでいる人への差別はありますね。その時点で普通の会社社会復帰はかなり難しいでしょうね。
「私は以前、精神病院へ通ってました」なんて言えませんものね。
マザーテレサ・ガンジー等々は私の尊敬する人です。存在自体が信じがたい位の素晴らしい人たちですね。
「マザーテレサのようになりたい」そう思っている限り、充分近いですよ、るるどさんは!

こんにちは。
風邪が流行っていますね。この時期は長引きますから、お大事にです。

マザーの言葉は宗教に関係なく、響きますね。
カウンセリングを学ぶ場にいるので、「鬱なんです」とか「精神科に通ってて」とかという言葉を聞くことがあるのですが、はじめは少し戸惑ってしまう自分がいました。
具合が悪いとか辛いって言えることって、とても救われます。
優しい場所って必要。。。

CONSAMAさま

最近は、「マザーテレサになりたい」なんて大それたことはもう思いませんが、マザーテレサは尊敬する人です。生きているうちに一度でも会いたいなと思ったけれど、もういないのが残念です。

精神病についてはまだ社会的な偏見がありますね。知人がうつ病歴を会社の人に話したら、その後、別の理由で、即解雇になったという話を聞いたことがあります。

ゆるねねさん

コメントどうもありがとうございます。
カウンセリングを学んでいらっしゃるんですね。

マザーテレサは教会の組織の枠を超えて活動していた人と聞きます。だからこそ、彼女の言葉も宗教にとらわれずに多くの人が共感できるのかな。

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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