るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2006/06/02

「共謀罪」 反対 

今日にでも成立されようとしているという「共謀罪」
絶対に反対です。

こんなにも問題点が挙げられている「共謀罪」が、十分に検討されないまま、多くの市民が納得しないまま、多くの疑問点を残したまま、国会で承認を受けてしまうかもしれない。早いスピードで人々の目をくらませる。姑息な手法で反対の意見の息の根を止める。少数(微数)の私利私欲にまみれた権力者のメンツの保ちあいの中でつくられていく日本の法制度。

「個人情報保護法」で人々を分断し、個人の情報に鎖をかける。
「共謀罪」によって、成立したらどうなるのだろう。組織の活動を縛るのか。市民の活動を縛るのか。そして、権力者の権力を維持・増大するために使われるのか。

「個人情報保護法」によって、日常の生活に変化がおきた。
「共謀罪」のもたらす一人一人の日常生活の中での変化を考えると恐ろしい。

「個人情報保護法」によって、一人一人が分断された。つながることが困難になった。権力者や社会的地位のある人々の個人的な情報がこの法律の名によって守られ、権力者の情報が守られるようになった。もともと、個人的にたいした情報の持ち得ない市民は守るものもないのに、保護という名の下で入院している大切な友人の病室もわからない、学校の連絡網も作れない・・・。本を読んで著者に共感した時に、出版社に電話をかけて、著者への連絡方法を聞いたら、それは「個人情報保護法」の為に「お知らせできません」といわれたことがある。ある大学の先生に連絡を取ろうとしたら、秘書に「個人情報保護法」で教授の連絡先は教えられませんので、伝言を残してくださいといわれたこともある。

そして、「個人情報保護法」の名の下に、銀行や役所は本人としか交渉しない。病気や認知症があって本人が窓口に出向けない場合、親や兄弟が代わりに手続きをしようと思っても、代理人になる手続きを経なければ、身内でも何もできない。代理人になる手続きを認知症の親とすることが時間がかかり、困難であることが理解されていない。

今、「個人情報保護法」によって、提供するべき情報も一度は拒否される風潮ができてしまった。役所や意味や価値のある情報を持っている人たちには都合がよい法律だ。

「個人情報保護法」では、個人、個人と言うのに、日本にはまだ「戸籍」が残り、何をするにも個人単位ではない。何かがあれば家族の負担になる。そして家族単位で荷を負っていく。

「個人情報保護法」や「障害者自立支援法」によって、個人に何か恩恵があったのか。何も考えつかない。害のほうが多いように思う。

「障害者自立支援法」によって、障害者や障害を持った高齢者と共に生活している家族の負担が増大し、家族が生活していくために、障害者や高齢者を戸籍から抜かざるを得なかった、という話も身近に聞いた。もう人々を分断する法律はつくらないでほしい。人々の声を分断する法律はつくらないでほしい。

全く別のロジックで動いている国会は、「一人一人の生活者」の声なんて聞く余地もない様子である。国会は国の組織、市民の組織でも代表でもない。多くの人々とかけ離れてしまっているところで、全く別の意思を持ち、勝手に動く怪物のようだ。こんな怪物をつくってしまったのは、私たち一人一人の怠慢だったのかもしれない。怪物だけを悪者扱いはできない。でも、つくってしまった怪物をそのままにしておくべきではないと思う。
スポンサーサイト

≪ グループホーム金子みすヾ・・・もし今生きていたら ≫

Comment

TB有難うございます。

何だか妙な騒動のお陰で、ドッと疲れてしまいました。(苦笑)

個人情報保護法案、障害者自立支援法案、医療改革法案
(高齢者の医療費負担アップなど)もしかりですけど、
本当に一般国民の生活に大きな影響を与えるような法律が次々と
成立してしまい、何だかな~と思っています。
<それで不要なものに、何百億とか何兆とか使ってるから、
ますますアタマに来るです。>

もっと生活者の目線に立った立法政策をしてくれるような
政治家が増えて欲しいですし、国民も文句だけを言っているのではなく、
そういう人を選ぶように、よ~く考えて行くようにしなくては、と思います。

mewさん

コメントありがとうございます。
お疲れ様です。速報どうもありがとうございました。出先から携帯で読ませていただきました!

今の日本では、生活者の代表が国会に行くと潰されてしまうような気がするのです。保坂議員(ほかにもいらっしゃるのでしょうが・・)などの志ある議員を人々が同じ船に乗った気持ちで支えていかないと、国会に潰されてしまうのではないかと懸念する今日この頃です。

コメントの投稿

 
管理人にのみ表示する
 

Track Back

TB URL

共謀罪法案(民主党案の丸呑み)採決拒否で継続審議へ

「共謀罪法案(民主党案の丸呑み)採決拒否で継続審議へ」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。ぜひ、読み比べてみてください。 =200...

「共謀罪」、今国会での成立を見送り?

共謀罪法案、今国会成立見送り=修正協議不調で継続審議へ 政府・与党は31日、共謀罪創設を柱とする組織犯罪処罰法改正案の今国会での成立を見送る方針を固めた。6月18日の会期末が迫る中、難航する民主党との修正協議に決着を付けることは不可能と判断した。今国会では継

共謀罪・・・政府与党は、そこまでエゲツナイことをして、サミット土産を作りたいのか?!

はぁ・・・(-_-;) <深い溜息>   まさに「やられた~」の一言である。 先に一言、政府与党の一部の者に対して、言わせてもらってもいいだろうか?「おまえら、そんなエゲツナイことをしてまで、サミットの場で『もう国内法は整備しました。国連条約の批准の準備は着

Home

 

プロフィール

るるど

Author:るるど
好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

email: mariaatlourdes@hotmail.com

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。