るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/04/30

グリーン車について

去年から高崎線と湘南新宿ラインにグリーン車両がついた。
グリーン車に乗車するには、グリーン車料金を払わなければ乗れない。

以前から、少し気になっていることがある。グリーン車には、数名の乗客しかおらず、普通車両が満員であることが少なからずある。そんな時「何か変じゃない?」と違和感を覚える。

仕事で疲れていても、グリーン車に乗るための余分なお金がない人がたくさんいる。グリーン車に乗って優雅に寝ている人がうらやましい。満員の通勤電車には、やっと立っている高齢者や障害を持っている人もいる。疲れきったサラリーマンもいる。みんなが息苦しそうに満員車両に乗っている。そんな時、隣のグリーン車両には、数名の乗客が、ゆったりとした座席に座って寝ていたり、お弁当を食べたり、雑誌を読んでいる。きっとグリーン車料金を払えるくらい家計に余裕があるんだろうな。

プラットホームでグリーン車両が止まるところだと気づかずに普通車両に乗るつもりで電車を待っていると、電車が駅に着いたとたんに、普通車両のドアを求めて走らなければならない。息を切らせながら普通車両まで走る人たちの姿はよく見かける。高齢者や障害者や荷物をたくさん持っている人が走っている姿を見かけると、「グリーン車両を追加することで、日常の電車の使い勝手が多くの人にとっては悪くなっているよなあ・・・こんな風に乗客を走らせなくてもいいのに・・・」といつも感じる。

インドでは、等級の違う車両があると聞いたことがある。高額の料金を払える人は、自分の席を持つことができる車両に乗り、一番安い車両は満員なので、人々は電車の屋根の上に乗っていたり、車両の横につかまり、落ちないようにしている人たちの姿を写真で見たことがある。その時、ひどい差別だなと思った。

他人事では、なくなってきた。

お金のある人に対してのサービスは一段とよくなっている。けれど、お金のない人たちが、そのしわ寄せをじわじわと受けはじめている。

日本もそんな社会に一歩一歩ゆっくりと近づいているような気がする。
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≪ 派遣のしくみについてホーム「格差社会」批判と既得権の温存 ≫

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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