るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/04/16

“社会的な成功者”が老いるとき

かかわりを持ったことのある数名の老いていく“社会的な成功者”から考えさせられたことです。

その中の一人の方は、多くの特許を持つ世界的な科学者。世界的な大企業や大学や専門分野の学会でも引っ張りだこの方でした。出会ったときはアルツハイマー、パーキンソン、糖尿病、高血圧、リュウマチ・・・などなど多くの病と共に生活していたときです。半年間くらい住み込み、その後一年くらいの間、そのおじいちゃんの介護をしました。奥さんは介護という重荷を背負うのはいやだったのでしょう、莫大な財産を半々にするため裁判をおこしていました。裕福な家族はみんな遠くに住んでいて、身近にあったのはお金だけ。お金を介しての介護は心がなく、ビジネスライクでとても寂しかったようです。誰も信じることができなくてとても孤独な方でした。

一銭も受け取らず、住み込みで生活の場と食事代のかわりにケアを提供していました。食事の用意や片付け、病院への同行、買い物、掃除洗濯、車の運転、話し相手、などなど、生活にかかわることすべて・・・。その間、多くのことを学びました。

まだ生きているかわかりませんが、もし生きていたら、心ある介護者と安心した毎日を送っていてほしい。

**************

彼に限ったことではないのですが・・・。
特に、家族をないがしろにして社会的に成功した人たちは、まわりの人たちを“小間使い”のように扱う傾向があるというのが私の印象です。「手伝うのはここまで」と明確な一線を引かないと、限りなく人の時間、労力、能力を吸い上げようとするのです。そのようにして、社会的にも成功してきたんだなあという一面がよく見えました。

悪い人たちではないけれど、自分以外の人は「自分の為に存在する」と考えてもいるんだなあと感じました。心遣いのあるときや親切な様子をみせる時は、自分に何らかのメリットがあるときだけでした。

社会的には成功したかもしれませんが、老い、病み、障害を持ち、以前のように「社会に求められる人」でなくなった時、周りから多くの人は去りました。“社会的な成功”ってなんなのだろうと考えさせられる経験でした。
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初めまして管理人様。リュウジといいます。おもしろそうなブログですね。これからも応援しますので更新の方がんばって下さいね。(⌒o⌒)

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