るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/04/09

グローバリズムを感じるとき

日常生活の中で、一番「グローバリズム」を体感するのは「百円ショップ」に行き、100円で売られている物を見ている時です。あれも、これもほとんどすべての品々が100円で買えるのです。

つくっている人たちの時給はいくらなんだろう?この陶器やかばんや雑貨などをつくっている人たちはどんな生活をしているのだろう?その家族や子供たちは教育を受けられるのかな?空腹な思いをしないで生活しているのかな?病気になった時には医療は受けられるのかな?といろいろな疑問が頭の中を駆け巡ります。

メイド・イン・ベトナムの素敵な食器やメイド・イン・チャイナの見栄えのする飾り物が一つ100円で買える。物にかかる材料費、送料、関税、人件費などを考えると、どうやっても100円というのは安すぎる。(人のことばかりを心配している経済状況にはなく、つい「100円ショップ」に足が向いてしまう自分が情けないのですが・・・)その影には搾取されている労働者がいるんだと思うと、喜んで買うことができない。

グローバリズムの流れの中において、日本は、アメリカに次いで巨悪な加害者なんだろう。私もその一人。

できるだけ地元の自営業のパン屋さんや魚屋さんへ行って、顔の見える関係の中で買い物をするように心がけてはいるけれど・・・。もう少し心がけよう。
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≪ 義務教育と私ホーム身体性と大地 ≫

Comment

その陰で「搾取されている労働者」が
存在しているのは、間違いないと私も
思います・・・。
でもその安さで買ってしまう、私が
いるのも事実・・・。

るるどさん、いつも心優しいコメントのお返事ありがとうございます。
るるどさんも、いろいろお仕事の事、落ち着かないみたいで、みんな悩みはつきないのですね・・・・
100円ショップは、確かに楽しいけど、私もいつも不思議に思います。「ありえない~」と思いますよね。
でも、自分自身ふりかえると、例えば古本屋で働いていた時、1冊1冊の古本を全ページ汚れチェックをし、1冊ずつ値段を貼り、しかも漫画本や、100円の雑誌までビニールに入れている時、何かえたいのしれない変な気分になったのを憶えてます。
「こんな古本に、いちいちビニールかぶせて売っている国ってあるだろうか?」って。でもそうしないとみんな立ち読みですませてしまうし。
こちらは余分な労働がどんどん増えて、まさに馬車馬の様に働かないといけない。
最初にその職場に入った時と、辞める時で、同じ時間にしていた労働は冗談抜きで4倍くらいです。
働いているのは、人間だって事忘れてしまってるんじゃないかと思うくらい。どう考えても、保険証だって作ってもらわないとおかしいのに、最後まで作ってもらえず、アルバイトだったです。
搾取されているのは私も同じかもしれない。
暴動が起きないだけで、どこかの国と、同じだと思う。
ただ、日本の若者は、やるきをなくして無気力になってるだけで、同じだと思う。
まだ、100円ショップの商品は、国内の物もあると思うし、日本でも内職だと、1個数円の物を作っている人も知っているから、それが国外なら貨幣価値も多少違うし、まだ少しは納得できる部分もあります。
いきどおりを感じるのは、やはりそれを、国内で作れないのか?という事に感じます。
なんでも外国人を頼っていたら、そのうち大変な事になってしまう。
中国で、病人食のさんまの骨抜きをしている工場があると知った時は愕然としました。
要は、その工場を日本で作れない(人件費の問題で)と言う事が何より変です。(というより、そもそもさんまの骨を抜く工場があるのが変だけれど)
だから結果として工場が海外に流れていってしまう。
値段の設定がそもそも間違っているとは思うけれど、海外の人だって、そういう仕事がなくなれば困ってしまうのも事実かも。
ひとことで、搾取って言えない部分も大きいし、搾取だって言うなら、日本人だってたくさんの人が搾取されていると思います。
自分を責める前に、「どうして100円ショップに足が向くのか」って事、真剣に考えるべきだと思います。それは、自分も、搾取されているからじゃないのかな。

ずっと考えていたのだけれど・・・
自分たちが搾取されているという言いぐさは不適切かも知れませんね。
るるどさんがおっしゃったテーマからはずれているのかも。
ただ、気になるのなら、100均で、輸入雑貨を買うべきではないし、フェアトレードと思える物を買えばいいことだと思うんです。
でももし、生活必需品を納得のいかない安い物しか買えないのだとしたら、それは、他国の心配をするより、自分達の心配をするべきだと言いたいんです。

fumohさん コメントありがとう

そうですね、ちょっとした文具など、同じようなものが他のお店だと4倍、5倍の値段がついていることもありますよね。必要なものがあると、つい買ってしまうことも・・・。

リカさん コメントありがとう

心遣いのあるコメントありがとう。
本当に日本でも暴動が起きても不思議でない状況ですよね。人々が無気力化してしまっているのかも。「どうせやっても何も変わらない・・・」とか、「やった人が損するだけ」とか・・・。なんか寂しいけれど・・・。

私も「労働者として搾取されている」と感じています。「弱者間での競争」、貧しい人たちが互いに奪い合っているような・・・。一握りの裕福な権力者たちは遠くから、力なき者が争いあっているのを見下げているような・・・「グローバリゼーション」を考えるとそんなイメージが浮かび上がってきます。

リカさんのおっしゃるように、自分たちのことを心配したほうがいいのかもしれませんね。自分の生活や足場が不安定では、困った人がいても助けられない。

周りの人にも「人のことばかり心配していないで、自分のこと心配したほうがいいよ!」と言われるような性分なので・・・。ついつい遠くを見てしまう傾向があります。

「100円ショップ」へは、珍しいものが時々置いてあるので、何かいいものあるかなあなんて思いながら、たまぁに、ぶらっと一周したりします。でも、実は「100円ショップ」に長くいると気分が悪くなるのです。なので、(おかげ様で)そんなに頻繁には行っていません。お店で働いている人はすごいなあと感心してしまいます。

リカさんの経験など色々聞かせてくれてありがとう。
今、「労働者が使い捨て」されるような時代ですよね。憤りを感じます。

「病人食のさんまの骨抜きをしている工場」が中国にあるなんて知りませんでした。魚を時間をかけてよく煮れば、骨だって、柔らかくなって食べれるのにね・・・。

>自分の生活や足場が不安定では、困った人がいても助けられない。


そういう風に思うと、しんどいのではないでしょうか。
「るるどさんの個人のしあわせ感や気分のよさを追求することの果てに、他の人のしあわせもあるんだ。繋がってるんだ」って考えてみてもいいのではないでしょうか。
(そこには、るるどさんのように社会的な運動をされる事も含まれるし、運動する余力がない人も、できる範囲で買う物を気をつけたり、ご近所の困っている方を助けたり、そういう事もすべて含まれます)
自分が気分良く安心して暮らせる社会を創る努力をする小さな小さな日常が、結果的に、困っている人を助ける事にも必ずつながってゆきます。
そうでなかったら、なんのために生きているのかわからなくなってしまいます。
今、私は自分が100均で楽しくお買い物する事を許しています。そして同時に自分の無力を感じています。
でも、それだからって諦めているわけではありません。

リカさん コメントありがとう

いろいろ考えているリカさんのコメントに感謝します。「自分が気分良く安心して暮らせる社会を創る努力をする小さな小さな日常が、結果的に、困っている人を助ける事にも必ずつながってゆきます。」そうですね。この言葉、上司に聞かせたいなあ・・。

るるどさん、TBありがとう。100円ショップ、ありえない価格です。掛け時計が100円で売ってましたよ。掛け時計ですよ。るるどさん、トラバありがとう。記事もさることながら記事へのるるどさんご自身のコメントに考えさせられます。…「弱者間での競争」、貧しい人たちが互いに奪い合っているような・・・。一握りの裕福な権力者たちは遠くから、力なき者が争いあっているのを見下げているような・・・「グローバリゼーション」を考えるとそんなイメージが浮かび上がってきます。」

こんな経済がsustainableだとは思えません。環境にとっても人間にとっても。

starstoryさん

コメントなしで、TBを送りっぱなしにしていて、すみませんでした。肩こりがひどくて、ちょっと元気がありませんでした。

いくらすばらしい“持続可能な経済や社会制度”をつくりあげていっても、その間、環境や人々が病み、壊されてしまうようなことがあれば、私たちは元も子もない状況に直面することになるのですよね・・・。そんな方向に進んでいる大きな流れに立ち向かえるのは、どんな価値観、生き方、選択のしかた…なのでしょう。

権力を握っている人たちはもう“この競争”には参加しなくても悠々自適に存在していけるような社会構造が出来上がっているんですよね…。

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