るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/03/28

心の重荷に押し潰されそうな友人

高校卒業後、海外へ留学した友人がいる。海外で大学卒業後、その経験をいかし、海外で現地の人々の生活支援活動に参加していた。しかし、末期癌のお母さんの看病のために日本に戻った。お母さんを看病していた時に、お父さんが脳卒中で倒れ、重度の障害を持ってしまった。数年間、ほとんどひとりで二人の介護・看護をしていた。お母さんを失い、お父さんを失い・・・今、兄弟姉妹もなく一人ぼっちになってしまったようだと言っていた。

20代の彼女は、日本での生活基盤が整う前に、ご両親を失ってしまいました。東北の田舎では、彼女の経験がいかせる仕事もあまりありません。このまま生きていてどうなるのだろうと不安に襲われると言っていました。毎日、涙が出てきてしょうがないと・・・。現在、ある大手介護会社の訪問介護の事務所で夜勤の仕事をしているとのこと。一晩5000円にもならないといっていました。全部、アパート代に消えてしまうようです。

うつ病の症状があるようなので、精神科に行ったら、大して話も聞いてもらえず、大量の薬だけ処方され、辛さを募らせています。長い間、服用していなかったようですが、今日は苦しくて布団から出られなくなりそうだったので、飲んてみたら・・・飲んだ直後に手足が震えてきたと連絡があった・・・。
とても心が痛くなります。人ごとだとは思えません。

今、親戚関係が希薄になり、一人っ子も多く、結婚しない人も多い。親がいなくなったとき、頼る人がいなくなってしまう人が、もっともっと増えるような気がしてなりません。家族がいることを前提に、社会保障制度がつくられていて、「自立」した個人を支えるための社会の制度やシステムなどが整備されていない日本では、家族を持たずに一人で生きていくのは精神的にも、経済的にも生活していくのがとても大変だと思います。心身ともに元気で、若くて、働けて、十分な収入のある時はいいけれど・・・。

人間は、そんなに完ぺきでも、完全でもない。いつ病気になるかわからない、いつ事故にあうかわからない、いつどんな障害を持つかわからない・・・。日本の社会は、家族がいて、健康で、働けて十分に収入のある人々には、とても便利で都合がよい。でも、それに当てはまらない人々にとっては、とてもとても生きづらい社会。

老いても、障害を持っても、病んでも、ひとりでも、それぞれが自分の選択するライフスタイルを持ち、地域であたりまえに暮らし続けていくことは、今の日本では難しい。そんな社会に少しでも近づいてほしいと、日々、切実に願っている。(願っていても何も変わらないのですが、どうしたらいいのか、何をしたらいいのか、わからないのです・・・。)

友人には、いつでも来て泊まっていっていいよと伝えてはあるけれど、仕事もあり、距離も離れているので、来るだけでも大変なのかもしれない・・・。
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≪ 国・友情ホーム六義園のしだれ桜 ≫

Comment

お久しぶりです るるどさん
二親ともなくされた 御友人さんは
本当に、先行きが不安でおられることでしょうね・・
私も、二年前に父親が脳出血で倒れ半身不随になったとき
いつどうなるか判らないという不安にさいなまれました・・
それと同時に沢山のものを背負い込むということも理解できました。
ご友人の 背負った不安を少しでも和らげてあげられれば良いのですが・・・

コメントありがとう

親がいつまでも元気でいてくれるというのは非現実的な期待なんですよね・・・。病は本当に理不尽です・・・。

お父様もきんたろうさんのような方がいらっしゃると心強いですね。

るるどさん、こんにちは~。

私もいつも、るるどさんと同じようなことを思うのです。
今はとりあえず、大きな障害も病気もないけれど、いつそうなるか
わかりませんし。そうでなくとも、人間が確実に老いて行って、
若い頃のようには動けなくなるし、目や耳などの機能も衰えて行くわけですから。

だけど、健康な人たちや特に若い人たちは、なかなかそういうことを
考えないんですよね。自分はいつまでも思うように動けると思っていて
自信過剰になり、困っている人のことを考えられないように思います。
最近は、祖父母とも一緒に暮らしたことがなく、小さい頃から高齢者や色々な人
とのコミュニケーションも少ないからなのかな~?

働きたくても働けない人もいるのに、そういう人たちは努力が欠けている、
そういう人たちのためにお金を使われたくはないとか言っている人を
見ると、何だかな~と思ってしまう私なのでした。

自分の気分の

落ち込みなんか恥ずかしいくらいの大変な思いをしている人が沢山いるのですね。自分が恥ずかしいです。
>何をしたらいいのか、わからないのです・
るるどさんはもう充分ここに書くことで何かをしていますよ!

mew-run7 さん コメントありがとう

税金は、透明性のない中で、湯水のように無駄に使われ、「みんなの支え」を最も必要としているところには流れていきませんね。「自己負担」「自己責任」ばかりが、強調されている今日この頃・・・。「お互い様」「助け合い」という言葉は私語になってしまったのでしょうか。

私の周りには、何らかの理由で「働きたいのに働けない、働き口がない」人がたくさんいます。そのような人たちの辛さはなかなか理解してもらえません。面接に行けば断られ、かろうじて何らかの仕事が見つかったとしても、病気の再発や障害の為に仕事は首になり・・・。本当にやるせない気持ちになります。

障害者の中には、月に5000円くらい利用料を支払い、「仕事」「作業」をしている人たちもいます。月の収入が1000円ということも珍しくありません。そんな人たちにも「自己責任」「自己負担」を要求する世の中になってきているのです。この世の中の流れは食い止めることができないのでしょうか? どうしたらいいのでしょう?

CONSAMAさま コメントどうもありがとう

なんか、背中を叩いてもらった様な気分です。どうもありがとう。文章力のない私は、なかなか想いを言葉にすることができなく、歯がゆい思いで一杯です。何かしたい、何かしなければいけないという気持ちばかりが先走り、書きたいことが表現できないでいます。

「何かしている」と言ってもらえると励みになります。感謝。

こんにちわ。お久しぶりです。
この間は、相互リンクにして頂いて、ほんとうにありがとうございました。
お礼に来るのが遅くなってごめんなさい。
ここのところ、あんまり自分に元気がなくって・・・
お友達のこと、私自身、よく考えていることがあるのですが、そういう独りで生きる人が寄り添ってコミューンの様な物が作れないかな?ということです。

例えば、ひとつのアパートに集まって住んでも良いし、持ち家のある人が(借家でもいいけれど)一人でもいれば、その人に管理費を払って共同で生活するとか。
そうすれば、年取ってもお互い安心だと思いませんか?もちろん結婚したり、他に家族ができればそれでもいいですしね♪

これからは、他人同士でもいたわりあう社会にきっとなります。
それは多分必然的になってくると思うからです。
その点、(流れとしては)あまり私は悲観しない様にしてます。そのかわり、普段自分が元気なときに、友達や、社会とのかかわりをできるだけたくさん作っておくことだと思います。

るるどさんのお友達の場合、日本でのそういった基盤ができる前に孤独に陥ってしまったのがつらいところなんですよね。
なんとか、職場など、身近なところで、ひとりでも話を聞いてもらえる人を見付ける事ができればいいのですけど。それだけでもだいぶ違うのではないでしょうか。

リカさん コメントありがとう

元気になってきていますか。聞くだけなら、私にもできるので、コメント欄にでも自由に愚痴ってくださいね。

私自身、日本での生活基盤もまだありません。また、今の仕事を辞める予定、ということもあり、本当は不安だらけなのです。(人のことばかり書いていますが・・・。)

他人同士でも支えあえるしくみが創れるといいですよね。コミューンのような生活について、私も同じようなことを考えていました。そんな風にお互い様の関係の中で、支え合って生活できたらいいなぁ。同じようなことを考える人たちが出会って、つながることができれば、不可能ではありませんよね。

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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