るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/03/19

アメリカ人の友人との会話から

日本の日曜日の朝にアメリカにいる友人が電話をくれた。久しぶりだったので、ついつい長電話・・・。

彼は米国の民主党員。ブッシュのような人がアメリカの大統領であることが、耐えられないと言っていた。アメリカの社会の流れにはあきれることばかりで、カナダに移住することも考えているとのこと。

日本の国としては、アメリカのイラク戦争を支援しているんだよと言ったら、ブッシュの戦争に加担するような日本は、あわれだと言っていた。日本では何かあった時には、アメリカが日本を守ってくれると思っている政治家や行政官がいると言ったら、笑われた。「アメリカが日本を助けるわけないよ。アメリカ政府は、使い物にならない自分の国の市民さえも見捨てるよ。」続けて、「もし中国と日本が戦争になったとしたら、アメリカ政府は自分たちの有利な立場に立つよ。アメリカの権力者の利益を犠牲にしてまで、日本を守るわけないよ」と言っていた。

私も「うん、うん」と納得できる一意見だった。
電話を切ってから、「日本もまずは自分たちで食べられるようにして、自立したほうがいいんだろうな」と思った。日本は、世界の中のパラサイト国みたいだ。食料の自給率は低いし、水も大量に輸入しているそうだし。もし、日本が孤立したら、日本の人々が飢えて、絶えるのは早いのだろうな。

考えてみると、「日本の国」は、親に守られ、食べさせてもらっている自立出来ない、自活できない、「今の若者」の姿と重なる部分が多い。「日本の国」も「軍」を持ちたいなどと言っているそうだけれど、自活もできないのに「若者」のかっこつけたわがままのようだ。他の国から尊敬され、対等な関係を築きたいのなら、まずは、食料など、生活に必要なものの自給率を上げ、安心して送れる生活の基盤をしっかりつくらないと。

悲しいかな、日本は戦後「産業社会」をつくることを目指し、成功してきたのだと思う。大きな組織に都合のよい人間を教育を通して育て、多数の企業戦士を生み出した。多くの国民がサラリーマン、組織人、管理者として国に貢献している。職人の知・技術、生活の知恵や質、人間関係などは、なおざりにして、世界でも稀有な競争社会の日本の中で、受験戦争で勝ち残り、いい学校に入学し、いい会社に入社し、30年ローンで「ウサギ小屋」を購入し、「安定」した生活を獲得することに価値を置く社会づくりを行ってきた。その結果、「お金で買えないものはない」という信仰を持つ社会を形成してしまった。哀れだ。今、安心して食べられる食品が、どれだけあるのだろう。安心して吸うことができる空気はあるのだろうか。安心して飲める水は、何処にあるのだろう。安心して生活できると思っていた場でさえも、本当に安心できるのかわからない。

鶏の育て方もわからない。豚の飼い方もわからない。もちろん牛の育て方なんてわからない。野菜の育て方もわからない。果物の育てかたもわからない。米のつくり方もわからない。食べられる魚の釣り方もわからない。どの草が食べられて、どの草が危険なのかわからない。多くの食物の旬がいつなのだかわからない。着物や洋服のつくり方もわからない。家の建て方もわからない。家具のつくり方もわからない。自転車のタイヤの取替え方もわからない。ちょっとした身の回りの機材の修理の仕方もわからない。考えるとわからないことだらけ・・・。なんと生活力のない人間になってしまったことか。

でも、「お金を持っていれば、そんなこと知らなくても大丈夫だ」と盲目的に信じて、多くの人たちは知らないということを意識せずに毎日を送っている。神様の存在を信じなくても、お金(紙切れやコイン)の価値を信じている。すごい信仰心だ。

何かが起こり、日本円の価値がなくなり、外国から物を買えず、輸入できなくなったら・・・と想像すると怖い。

日本においても、安定した社会が崩れようとしている、人々はこれからどうなるのだろう。自分の生活しやすい社会に日本の社会を変えることは困難だろうし、自分の価値観と合う社会に移住するしかないのか・・・。自分の選択で、他の国に移住できる余裕のある人たちは幸せだなぁ。

少なくとも、今、ここで、自分にできることをしよう。

こんなこと↓は、私にもできることかもしれない。

無買デー・ジャパン・ネットワーク:
http://www.bndjapan.org/

以下、無買デージャパンネットワークサイトから抜粋:

『どうして次から次へと買ってしまうんだろう?

かつて日本には「もったいない」という言葉がありました。お金を使う ときは本当に必要なモノだけを買っていたのです。

いま、本当に必要なモノは、身の回りにほとんどそろっていますよね? それでもわたしたちは、どうして次から次へと色々なモノを買い込んでしま うのでしょうか?

まるで何かに突き動かされるように。あたかも心の底から欲しいと思っ ていたかのように。

無買日(Buy Nothing Day)は、1年で1日だけ、「余計なモノを買わ ない日」です。そして「消費」について考えてみる日です。わたしたちのサイフとココロ、そして地球環境に優しい日です。
お金で買えないモノを取り戻してみませんか? 』

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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