るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/03/18

60代の「英雄」たち

私の身近にいる60代以上の人たちの中には「英雄豪傑」が多い。

私は、なぜか今の若い人たちとよりも、60歳以上の人たちと価値観が合い、気が合う。自分の持ついろいろな価値観が古臭いのかもしれない・・・。今の60歳以上の人たちがうらやましい、ある意味とても幸せな人たちだと思う。

戦前に生まれ、戦後、民主主義の時代に学生生活を送り、時代の波に乗って高度成長期を過ごしてきた。自分の業績ではなくても、いかにも自分たちがゼロから社会をつくり、すごいことをやり遂げたような気持ちになっている。自信過剰というか、傲慢な面がなきにしもあらずである。大きな夢を持って生きてきた世代のような気がする。

貧しい時代を知っている人たちだから、辛い経験もしていて、素朴で、共感度が高く、人間的に魅力的な人が多い。

ただ・・・。ちょっと次世代のことも考えてほしいなと思うことがしばしばある。今の団塊の世代や若い人たちは、60歳以上の人たちよりも、経験も少ない、知恵も少ない、人脈も少ない、社会的地位も低いことがよくある。そんな中で、60歳以上の人たちがトップを陣取っていたら、若い人たちは自由に動けないし、自由に考え、意見もいえない。結果として、必要な経験ができないまま年をとっていく。

退陣する時、身を引く時を知らないのが欠点かもしれない。
次世代の担い手としての跡継ぎを育てられなかったのが欠点かもしれない。
自分の夢を実行する力は持っていたかもしれないけれど、人の育て方を知らないような気がする。自分で自分を育ててきた世代なのかもしれない。

今、人づくりの必要性が着目されている。でも、育てられたことのない人たちは、どうやって人を育ててよいかわからないかもしれない。

育て方がわからなくても、今、若い人たちを信頼して、「間違いをしてもいいから、失敗をしてもいいから、やってみろ」という大きな気持ちで見守ってほしい。間違ったとしても、批判せずに、「また挑戦してみろ。あきらめるな」と見守っていてほしい。人はたくさんの間違いや失敗を繰り返しながら成長していくのだから。間違いや失敗から学ぶことはたくさんあるのだから。

海外では大企業でも、30代や40代の代表取締役がたくさんいるという。日本の代表は60代や70代も少なくないということを聞いたことがある。国際会議の場では、日本の代表者と他国の代表者の組み合わせが、おじいさんと孫が同席している様子だったという話を聞いたこともある。次世代の若い人たちに任せられないといっていたら、人は育たない。
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≪ アメリカ人の友人との会話からホーム智惠子の病 ≫

Comment

今の時代の

凶悪な少年事件の多発は政府の政策に原因を求めることも出来ますが、なんといっても私たち親の世代になにか問題があるとしか思えません。何かはわからないのですが・・
そんなことをるるどさんの今回の日記を読んで思いました。

CONSAMAさま コメントどうもありがとう

コメントしてくださってありがとう。感謝しています。CONSAMAさまのコメントを読んでから、その「何か」とはなんなのだろうと考えています。何かひらめきがあったら、是非、教えて下さい。ふと思ったことは、あの世代の人たちは人の話を聴くのがあまり上手ではなく、人の良い所、長所を引き出すことをあまり得意としないような気がしました。(私の独断と偏見です。)もちろん、そうでない方もたくさんいますが、私の個人的な経験を通して感じたことです。

何かは

やっぱりはっきりとわかりませんが、自分が出来なかった事を子供にさせてあげたいという甘やかしが多少あるのかと思います。今は子供が少ないですから期待してしまうのでしょうね。それがダメとわかったら今度は子供を責める・捨てるという悪循環かも・・
全然ダメダメの答えですね。また何かわかったら書きます。
PS.私は孔子のいう「天命を知る」年代のオジンですがいまだに自分を受け入れることの出来ない、やや心に問題のある、ただのギャンブルオヤジですが、恥ずかしながらTBさせていただきます。暇なら覗いてやって下さい。

ん?

TB出来ません、失礼しました。

感謝

CONSAMAさま 

考えてくださって、本当に感謝です。書かれていることは感覚的にわかる気がします。親の勝手で子供に無理な期待をかけると、多くの子供はつぶれてしまうような気がします。親のエゴではなく、子供の為の期待でしたら、その期待に答えようとして、その子は成長するのでしょう。親の思うままにならなかったからといって、子供を責めてはいけませんよね・・・と思います。多くの人はどう考えるのでしょうね。TBまたはURLを楽しみにしています!

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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