るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/03/09

病気から得たもの

以前の記事で、弟が精神的な病気だという診断を下されたということを書きました。病気によって、失ったこともあるけれど、得たこともたくさんあります。

病気によって「得たもの」について:

・両親が寛容になった。
以前は、精神病というと自分たちとは関係ない、良く理解できない人たちと思っていた様子だけれど、病んでいる人たちがどこにでもいる普通の人だということがわかった。

・病気を知り、勉強することができた。
「病気になって病気を知る」とよく言いますが、本当にそうです。
大学で精神病などに関して勉強をしていましたが、実生活の中での勉強は全く違います。本当に必要なことは大学や本からは、なかなか得られないものです。

・日常の中にある当たり前なことや、小さな幸せに感謝することができるようになった。
苦しかったり、辛かったりする時は、大切な人と一緒に食事をすることができるだけでも、心から嬉しいものです。知らない人の親切が、天使からの贈り物のように感じられたり、感謝したり、幸せだなと思うことが多くなりました。

・弟が自分を大切にし始め、自分らしい人生を歩み始めた。
思いやりがあり、とても優しい弟はいつも人の為に生き、期待されることばかりしていました。「病」を契機に、自分を大切にすることの必要性を感じ、自分が本当にやりたかったことにチカラを注いでいます。また、周りの人たちもそれを支えています。弟が好きなことをやっている姿を見ることは私の幸せでもあります。大切な人がしあわせであることは、私にとってとても大切なのです。私ひとりが幸せでも、むなしいものです。

・精神障害福祉・精神医療の世界に多少かかわることができた。
日本での精神障害福祉や精神医療に関しては全く関わりも知識もなかったので、新しい世界を知ることができました。その世界の矛盾や問題、歴史など知れば知るほど、もっと知りたくなる業界です。

・世界観が広がった。
精神障害関係の人たちとふれ合うことで、自分の世界観が広がりました。本当に奥の深い世界です。

・新しい人間関係を築くことができた。
病気がきっかけとなり、当事者、家族、専門家など多くの人と出会うことが出来ました。多様な人たちとの出会いは宝物です。

等、いろいろ得たものがあります。

これらからも、辛いことや“壁”に直面していくのでしょう。でも、私にとっては、なにがあっても大切な弟です。大海で同じ船に乗っているような気持ちなのです。
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≪ 子どもが本当にほしいものホーム「ワールドカップ、苦戦中?」 ≫

Comment

感謝の気持ち

客観的に不幸と取れるような経験から、得たもの・プラスなものを数え上げられるのは素晴らしいことだと思います。
そういう感謝や幸せの気持ちっていうのは日々の中で劣化しやすくて、ブログ読んで再確認させてもらいました。ありがとうございます。

ニヒさん、コメントありがとう

辛いこと、苦しいことから得たことを振り返ることは大切ですね。私も、ブログのおかげで自分自身の歩みを再確認することができました。感謝や幸せは分け合うと倍増しますね。

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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