るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/02/18

うつ病と電気ショック

知人から聞いた話です。
彼女の友達の娘さんはうつ病、自殺企図があるということで入院中。
なかなか自殺願望が消えず、薬では治らない、電気ショック治療の許可をお母さんに出してほしいと言われていたとのこと。長い期間悩んだ挙句、書類にサインをした。電気ショックが今だに行われていると知っておどろいたが、さらに驚いたことがある。最近、電気ショックを行う病院が増えていると聞いて、愕然とした。

電気ショックを受けたあと自殺願望は消えたようだ。しかし、すべての感覚がぼやけてきて、もうその子らしさは消えてしまったと言う。自制もきかなくなり、食べ始めたら止まらなくなったり、イライラすると物を投げつけるようになったという。自制のきかない食欲と聞いて想像できるかもしれないが、娘さんはもうこれ以上太れないくらい、太ってしまったそうだ。以前はとても素敵な女の子だったとのこと、昔の彼女を知っている人は信じられないらしい。

また、その子は小さい頃から優秀で、また字もとても上手で、お習字ではいつも金賞をもらうほど達筆だったという。その彼女の字が電気ショックの後、悲惨で読めなくなった。ミミズのはえずるような、ほとんど読めないかのような字で書かれている娘さんの手紙をお母さんは一生懸命読もうとするが涙なくしては読めない。以前、娘さんは手紙を書くのが好きで、入院中も友達に手紙を頻繁に書いていたそうだが、もうそんな字になってしまい、誰へも手紙を書かなくなり、連絡を取らなくなった。余計に孤立感を募らせている様子。

それだけではありません。自殺願望がなくなったと言うことで、週末、外泊が許可されるようになった。家に戻ってくると、娘さんがしたいことを一緒にしようとお母さんは一生懸命に努力するらしいが・・・。「海を見たい」というと、海が見えるところまで電車で行くそうです。でも海が少しでも見えてくると「帰ろう」となり、「山へ行きたい」と言うので、山へ行こうとして電車に乗って少し山が見えてくると「もう帰ろう」と言う。そして、お母さんにとって一番辛いのは「プールに行こう」と娘さんが言う時。体に合う大きいサイズの水着をやっと探して、二人で一緒にプールへ行き、水に入ろうとすると「もう帰ろう」となる。電気ショックの前は、見受けられなかった言動だという、お母さんも頭が狂いそうだと言っている。

入院したばかりの頃は、外泊で家に戻ってくるときには、時々友達と遊園地に行ったりして、遊ぶこともあったようだ。しかし、それが今は、そんなことは想像できないような状態になってしまった。

この話は聞いた話のほんの一部です。

病院や治療が彼女を病人にしたとしか考えられません。
他の療法、治療方法、対応はなかったのでしょうか。
生活の質は底をついたような状態です。
人との関係も持てないような状態です。自殺企図が消え、人間の抜け殻のように生きるのが彼女に残された道なのですか。
怒りと涙がこみ上げてきます。絶対に、許せないことです。
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≪ 自分がダメになるホーム人づくり・人つぶし ≫

Comment

非常にこころの痛む出来事ですね。
私の知っている人も、突然自殺をしました。後で聞いた話ですが病院へかかっていたとのこと。
病院は自殺をとめることはできなかったのでしょうか?残念です。外科や内科とは違い心の病は難しいですね。ただただ試験勉強をして医師になる人が多すぎるのではないでしょうか?
ちゃんと話を聞いてケアをしてくれたのでしょうか
。私なんかも悩んだ時には誰かに聞いてもらうと少し気持ちが晴れます。心の病には薬などより話を聞いてあげることが大事なのではないかと思いますが。

電気ショック療法は絶対に駄目だ!と訴えている精神科医も居ます(私も絶対に反対派です)
脳にダメージを与えていないという保障は無いそうです。
日本の精神化医療は深刻な問題が多すぎるようです。
安易な多剤処方により薬の副作用で症状の悪化が進むケースも少なくないのが現状です。
http://www02.so-net.ne.jp/~bunretu/
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/
これらをよく見ていただくと判ると思います。
大事なのは症状の改善が見られない場合は電気ショック療法にサインをする前にセカンドオピニオン(他の病院の医師による診断も受けてみる)や
やむくもに薬を出すような病院なら一刻も早く転院をする事です!
同時に周りの家族も病気や薬の知識を持つ事が大事になります。
その方が、薬によってそうなっていると思われるようであれば転院を強く勧めてみてください。
良い病院で薬のウォシュアウトをすれば症状の改善がみられるかもしれません。

CONSAMA さまへ

コメントどうもありがとう。励みになります。
悩み事があるとき誰かに話を聞いてもらえるだけで心の荷が軽くなります。話を聞いてくれる誰かを身近に持つことは、今の時代とても幸せなことなのでしょうね。物質的には潤沢でも、心を通わせることができる相手はなかなか得られるものではありませんね。

心の病は目に見えないので本当に難しいと思います。だからこそ、十分な配慮をした対応をしてほしいと切に願います。精神医療に携わる人々には、文学や哲学や見えない世界の豊かさに価値観を置く人たちであってほしいです。

ふ~ さんへ

コメントどうもありがとうございます。
情報どうもありがとうございます。
私もECT反対派です。もちろんロボトミーやインシュリン治療にも反対です。

できるだけ穏やかな治療や良い人間関係の中でゆっくりと回復していくことが望ましいと思わずにはいられません。医療者自身が精神的な病に襲われ、ECTを望む人はどのくらいいるのでしょう・・・。

私自身、健康についてのブログを書いているので、こういうこともあるのだとショックを受けました。

うつ病や自殺願望に対して心理的な方法でなく体から治すアプローチもあります。
食事を改善することで(肉食や白砂糖の摂取を減らすなど)体が健康になることで精神にも作用するらしいです。

皆様が指摘しているとおり危険な選択をする前に安全な選択を試せるゆとりある医療が確立するといいですね。

ニヒさん へ

コメントどうもありがとう。薬膳と言うくらいですから、毎日の食事は薬と同じように作用しますよね。最近、できるだけ減農薬・無農薬野菜や無添加の食品を口にするように心がけています。悲しいけれど、今の世の中、体にいいシンプルな食事をすることが難しくなっていますよね。

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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