るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問や社会的な関心ごとまで、北欧での生活の中で感じたり、思ったり、考えたことの覚書ブログ。気軽にコメントして下さると嬉しいです。

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2006/02/11

デンマーク発 風刺画騒動

インターネットで探すと、風刺画が出てきます。問題になった風刺画は一つではなかったようで・・・、その中の一つを見てみました。

素朴というか、のんきなデンマーク人は、イスラム教の人々や社会の抑圧された、屈辱的な気持ちを把握していなかったのだろうなあと思わずにはいられません。最近のデンマーク人の素直な思いや考えが風刺画にあらわれてしまったんでしょうか。

イラン人のイスラム教徒の友人がいました。みんな素敵な人たちでした。誠実な人たちだったことが印象的でした。モスクの建築も芸術も大好きです。アラビア語を学ぼうと試みたこともありますが、挫折しました。

デンマーク人の私の印象は、とても善良な人たちだけれど、のんきというか(のんきなのは、私もです・・・)、地球の北の田舎に住んでいる素朴な人たちでした。「世の中みんないい人」だからお互いに何を言っても許されるという雰囲気でした。また、「あれ???」っとおもわせる差別用語を使っていたこともちょっと気になりましたが、悪意のない人たちなんだなあとも思いました。しかし、その一方では、デンマークの保守系右翼の過激な動きも生まれつつあると言うことも聞きましたが。

それと比べ、アメリカでは悪意はあっても、洗礼された言葉を使わなければ「首」が飛んでしまいます。日本人に対してJAPとか、黒人に対してNIGGERなど言ったら、公の仕事にはついてはいられません。でも、そんな言葉を使わないからといって、人種差別意識がないと言いきることはできません。言葉は綺麗でも、日本人を見下していたり、黒人を見下している人はたくさんいます。そうでない人も大勢いますが。

日本においても、中国をシナという人たちがいますが、これも不思議です。中国の人がいやだというのだから、嫌だという呼び方はやめればいいのにと思います。そんな言葉を執拗に使う人たちは、しつこい悪餓鬼みたいです。

私の経験を国際的な問題と比較するのはなんですが・・・。
子供の頃、同級生に「美香」ちゃんという女の子いました。良く遊んでいた、近所の友達です。私は、その子のことを「みかん」ちゃんと呼んだことがありました。とてもかわいいあだ名を考えついたものだと感心していたくらいでした。ところが、数日後、女の子の軍団が突然私に怒ってきました。その時、「みかん」が云々と色々言われましたが、何を言っているのか、さっぱりわかりませんでした。後で言われたことは、「美香」ちゃんは、わたしが「みかん」ちゃんと呼んでいたので泣いていたそうです。そんなことは全く知らず、かわいいあだ名だなあと思っていた私は、その子の繊細さにビックリ。しかも、女の同級生はみんな「美香」ちゃんの味方でした。それにもビックリ。

その経験から、その人のことで、その人の嫌がることは、私が良しと思ったことでもやめようと思いました。

それは、それで、大きな問題にはならず、「美香」ちゃんともそれからも友達として一緒に遊んでいましたが・・・。まあ、ずうずうしく、神経のずぶとい私が、女の子たちの繊細さを察することができなかったことによる幼少の大失敗の一つです。

人と人の間でも、国と国の間でも、相手の嫌がることはやらないほうがいいと思うな。色々考えますが、最終的には、あたりまえで単純な原点にたどり着きます。
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≪ 建築物の価値ホーム『白バラの祈り』 言葉のチカラ ≫

Comment

最近ブログを見まくってるLICAです。http://jump.sagasu.in/goto/bloog-ranking/を見ていたら記事が紹介されていたので、見にきちゃいました☆また見に来まーす!

るるどさんはとても思いやりのある優しい人なのですね。今はなかなかいないです。
おっしゃるとおり、人と人の間でも、国と国の間でもお互いを尊敬する、思いやることができれば戦争なんて起きるはずがないと思うのですが。
トリノオリンピックの開会式でジョンレノンのイマージンが紹介されてましたね。
るるどさん、今度訳してくれますか?とても良い詩だと思いますが・・
私は平和を一番願います。

こんばんは。MYブログへのコメント、有難うございます。

ヨーロッパには、確かに政治や世情を絵やその他の形で風刺する文化がありますし、それ自体は悪くないと思うのですけれど。
ただ、宗教に関してはデリケートな問題ですので、基本的には扱うべきではないように考えます。
ヨーロッパの人々も、特にキリスト教をおちょくるような絵を出されたら、怒る人が多いでしょうしね~。
ましてや、イスラム教の場合は、精神的な問題だけでなく、国や人生そのものに関わっている宗教ですので、より配慮すべきだったように思うです。

ただ、その反撃を暴力で行なうというのは、決して許されるべきではないですよね。
おっしゃるように、イスラム教でもどの宗教でも、このような行動に出るのは、一部の過激な宗派やグループなわけですけれど。
それでイスラム教が危険な宗教だと誤解されるのは残念ですし。そもそも宗教は心の平安のためにあうものだと考えると、イスラム教の過激派の人たちも、そろそろそこら辺を考えて行動をするようになって欲しいな~と思う部分もあります。

TBありがとうございました。
日本ではともかく世界には様々な信条があるわけで、こと宗教に関しては民族か絡み住む人がからみ歴史や政治が絡んでいるものですね。
今回の事件の後日談としては、問題のメディアから複数のアーティストに依頼があり、受けたアーティストは「描かなければ勇気がないと思われると感じた。」などとコメントしているようでした。
このような一部の人たちが国を印象付けるわけでデンマーク人が全て呑気かというと・・・。イスラム教を実践している人が全て・・・。と迷宮に陥るわけですが。いずれにしても、相手も喜怒哀楽のある人間だと思えば良いと思うのです。
つたない日記ですが、また遊びにきてくださいね。では。

CONSAMA さまへ

コメントどうもありがとうございます。

お互いに思いあったり、尊敬していれば戦争なんておきることはないですね。戦争の根源は何なのでしょう。不安や恐れや満たされない現状なども大きな要因なんだろうなと考えてしまいます。

訳すのは喜んで、でも、あれほど有名な「イマジン」ですから、歌詞の日本語訳はきっともう出回っているんでしょうね。

mew-run7 さま

コメントどうもありがとうございます。
欧米は他の地域よりも表現の自由を理念として掲げていますから、そこも大切にしたいのでしょう。
おっしゃるとおり宗教はデリケートに扱わないといけませんね。なんか宗教がうまく権力や政治や言い訳に使われてしまっているような気がしてやるせない気持ちになります。見えないものはうまく利用されてしまう傾向がありますね。

らくださん へ

コメントどうもありがとうございます。
仰るとおり、デンマークの人みんなが素朴で呑気かというとそうではありませんね。デンマークの今の政権は保守系で右よりです。その後ろには過激な右翼(外国人排斥運動を推進するような人々)もいるそうです。でも、ヨーロッパの国々の多くの政権は揺れ動くので、それに期待し、良い流れが生れることを願いたいと思います。

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風刺画についての意見あれこれ

どうも政治ランキングでもいまいち盛り上がっていない風刺画関係の話題。こんなに危険かつ問題が凝縮された事件なのになんででしょう?そう思い、このエントリーを立ち上げました。

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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