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るるどの覚書

全く私的な独り言から、素朴な疑問など、感じ、考えたことの覚書ブログ

2008/02/09

市民運動と思想と企業と・・・

先日、会社の“えらい人”に「ちょっと君のこと・・・心配なんだよね」と言われた。何かと思えば、私が福祉関係の場に出入りしていることを心配しているらしい。福祉関係の仕事をしている人たちは市民運動関係者が多くて、それに引き込まれていくことを心配しているのだと言う。私に言わせれば、そんなの余計なお世話だ。私がどんな思想を持ち、どんな活動をしようが自由ではないのか。

福祉とかかわりを持ったり、市民運動系の思想を持つ労働者たちを大企業は敬遠するんだろうか。ふとそんなことを思ったとき、嫌な気持ちになった、というかさびしかった。多分私があまりにもいろんなことを自由に言ったりしているから・・・反社会的・反組織的な思想を持っているかもしれないと心配しているのかも・・・。特に反○○なんて思想は別に持っていないのに。

昔、学生運動していた人たちは就職できなくて、福祉の仕事に就いた人も多いという。そして、わたしもその流れの人たちに囲まれているのではないかと詮索している様子。別に詮索されても、調査されても、明らかになって困るようなことはしていないから、別にいいけれど。個人的な動きや価値観を詮索され、評価されると思うとなんとも不愉快・・・。大企業の反市民的な部分を垣間見てしまったような気がする。大組織の中では、一個人としての魂をうばわれ、組織の価値観に洗脳された従順なロボットのような人たちが一番喜ばれるんだろう。
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2008/02/09

幼なじみのお母さん

昨日、幼なじみのお母さんが亡くなった。私が仕事で留守をしていたとき、一番に母に伝えにきてくれた。5ヶ月前におばあちゃんを亡くしたばかり。家には、93歳のおじいちゃん、お父さんがいる、女手は幼なじみだけ。近くに共働きの弟さん夫婦と子供3人がいる。3人の子供は幼なじみのお母さんがめんどうみていた。

まだ、おばさんの遺体は家にあるので、今日、お線香をあげてきた。とてもきれいな顔をして、安らかに眠っていた。

いないなんて信じられない。小さい頃、幼なじみの家によく遊びに行っていた。そこで、よくいたずらしていたけど、一度も怒られたことがない。いつもおいしいおやつを出してくれた。やさしいおばさんだった。

これから、幼なじみの生活は益々大変になるような気がする。足の悪い93歳のおじいちゃんの介護をしなくてはならないし、お父さんは自営業の大工さんなので、家族と職人さんのために、幼なじみが朝昼夜、一日3食の食事作り・・・。弟さんの子供の面倒も見るんだろう。大丈夫かなあ・・・とっても心配。まだまだお通夜や、お葬式の準備など、やらなくてはならないことが山ほどある・・・。

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そういえば、数日前・・・「小さい頃、幼なじみの家に行って、おばさんの鏡台の前に、二人で座って、おばさんの化粧品を勝手にたくさん使って、お化粧ごっこのようなことをしたなあ・・・おばさんの口紅うっかいちゃったことあったなあ。あ~なんて悪いことをしていたんだろう」とふと思った。「おばさんが生きているうちに謝らないと、いなくなったら誰にも謝れない・・・」なんてふと考えていた。伯母さんが生死をさまよっているなんて私は知らなかった。ちょうどその頃、伯母さんはあっちとこっちの世界を行ったり来たりしていたのかもしれない。不思議な感覚。

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好きな言葉:"Differences are not a threat, but a treasure" by Jean Vanier (ジャン・バニエは、尊敬する人の一人です)

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